大前研一ビジネスジャーナル No.11

日本の地方は世界を見よ! イタリア&世界に学ぶ地方創生

ジャンル
グローバル, コンセプト・トレンド, 産業・業界, 戦略
著者
ページ数
116ページ
出版社
masterpeace
定価
1,620円
出版日
2016年08月26日
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要約者レビュー

大前研一氏が経営者向けに行ったセミナーの内容を再編集し、世界の最先端の動向や事例をわかりやすく解説した本シリーズ。今回は「日本の地方創生」と「イタリアの研究」という2大テーマが収録されている。
人口減少に歯止めをかけ、GDP増大を実現させるうえで重要な施策とされる「地方創生」。大前氏は日本とイタリアの比較研究を掘り下げ、日本の課題を浮き彫りにする。同時に、日本がめざすべき地方創生のモデルとして「イタリアモデル」を提示する。これは、イタリアのように、地方レベルで「ここぞ」というニッチな強みに磨きをかけ、世界市場を相手にしていくというモデルだ。「町おこしやふるさと創生で、GDP増加につながった事例は一つもない」、「憲法では地方自治体についての明確な定義がなく、地方に権限がないことが、真の地方創生の妨げになっている」。大前氏は核心を突いた指摘や提言を次々と行っていく。
また、「イタリアの研究」では、地方都市が世界展開できている理由や、グッチやプラダ、フェラーリといった世界的人気を誇る高級ファッションや高級車などでブランド力を発揮している秘訣を、余すことなく解説している。
本書で目のつけどころを学び、国際比較から日本の課題を見つめ直すことで、新しいビジネスの種に出合えるにちがいない。同時に、「自分ならどんな地方創生プロジェクトを立ち上げるか?」とシミュレーションすることで、思考力に磨きがかかるはずだ。 (松尾 美里)

著者情報

大前 研一(おおまえ けんいち)
株式会社ビジネス・ブレークスルー代表取締役社長/ビジネス・ブレークスルー大学学長
1943年福岡県生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号、マサチューセツ工科大学(MIT)大学院原子力工学科で博士号を取得。日立製作所原子力開発部技師を経て、1972年に経営コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社後、本社ディレクター、日本支社長、常務会メンバー、アジア太平洋地区会長を歴任し、1994年に退社。以後も世界の大企業、国家レベルのアドバイザーとして活躍するかたわら、グローバルな視点と大胆な発想による活発な提言を続けている。現在、株式会社ビジネス・ブレークスルー代表取締役社長及びビジネス・ブレークスルー大学大学院学長(2005年4月に本邦初の遠隔教育法によるMBAプログラムとして開講)。2010年4月にはビジネス・ブレークスルー大学が開校、学長に就任。日本の将来を担う人材の育成に力を注いでいる。

評点(5点満点)

総合 (4.0)
革新性 (4.0)
明瞭性 (4.0)
応用性 (4.0)

本書の要点

  • 日本の地方創生がうまくいかない背景には、憲法8章の問題がある。産業単位としての行政区分を定義し、権限を委譲するべきだ。日本のめざすべき姿は、国や政府に頼らず、地方の各都市がエンジンとなって国を動かしていく「イタリアモデル」である。
  • イタリアでは、地方都市の自立性が高く、そ...

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ジャンル
グローバル, コンセプト・トレンド, 産業・業界, 戦略
著者
ページ数
116ページ
出版社
masterpeace
定価
1,620円
出版日
2016年08月26日
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masterpeace
大前研一ビジネスジャーナル No.11 4.0 松尾 美里 2016-12-21
大前研一ビジネスジャーナル No.11 1620

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