空気のつくり方

ジャンル
戦略, リーダーシップ・マネジメント, マーケティング
著者
ページ数
286ページ
出版社
定価
1,512円
出版日
2016年08月30日
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要約者レビュー

横浜DeNAベイスターズは2016年10月16日付で球団社長・池田純氏の退任を発表した。
本書の著者、池田氏は5年前、35歳の若さで12球団最年少の球団社長となった。その後は横浜スタジアム(通称ハマスタ)の友好的TOB(株式公開買い付け)による「球団と球場の一体化経営」の実現、女性を対象としたイベントの開催、オリジナルビールの開発などさまざまな施策を打ち出して球団を活気づけた。ハマスタのバックスクリーン下の扉を開放して横浜公園を通る人が選手の練習風景を見学できるようにしたり、神奈川県内のすべての子どもたちにベースボールキャップを配布したりするなど、近隣住民との「精神的距離」も大切にした。
その結果「横浜DeNAベイスターズって何だか面白そう」「カッコいい」「女性客も多い」という「空気」を醸成することに成功し、チームの勝敗に関係なく売上も観客動員数も右肩上がりの数字を実現した。
本書の冒頭でも「持続性を担保した健全経営をまずは5年という一区切りのスパンで実現させるのが目標」と述べており、見事に目標を達成しての退任となった。
本書では、著者が5年間で実施してきたこと、その背景にある真意がわかりやすく丁寧に描かれている。「トップはかくあるべし」という理念も見えてくる。若年社長と侮るなかれ、その手腕は実に鮮やかだ。博報堂出身らしく、SNSの使い方を含めたマーケティングについても細かく記されている。経営者に限らず、多くのビジネスパーソンにとって学びの多い一冊となるだろう。 (下良 果林)

著者情報

池田 純(いけだ・じゅん)
1976年横浜市生まれ。早稲田大学を卒業後、住友商事、博報堂等を経て2007年にDeNA入社。執行役員マーケティングコミュニケーション室長から、NTTドコモとDeNAとの合弁会社の社長を務めた。企業再建の経験が豊富だったことから、2011年12月より横浜DeNAベイスターズ初代社長に就任。多彩なマーケティングを実施し、イベント、グッズなどで次々とユニークな企画を創出。5年間で売り上げを倍増させ、約30億円あった赤字を解消。現在、12球団最年少の球団社長である。

評点(5点満点)

総合 (3.8)
革新性 (4.0)
明瞭性 (3.5)
応用性 (4.0)

本書の要点

  • 横浜DeNAベイスターズは横浜スタジアムを友好的TOB(株式公開買い付け)を実施することにより、球団・球場の一体経営を実現し、経営の健全化を達成した。
  • プロ野球ビジネスのマーケット拡大のために...

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ジャンル
戦略, リーダーシップ・マネジメント, マーケティング
著者
ページ数
286ページ
出版社
定価
1,512円
出版日
2016年08月30日
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幻冬舎 http://www.gentosha.co.jp/book/b10214.html
空気のつくり方 3.8 下良 果林 2016-12-26
空気のつくり方 1512

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