競争としてのマーケティング

ジャンル
戦略, マーケティング
著者
ページ数
256ページ
出版社
総合法令出版 出版社ページ
定価
1,620円
出版日
2016年11月07日
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要約者レビュー

マーケティングに関する文献やセミナーは、星の数ほど多い。それらを参考に熱心に学び、学んだことを実践する企業のマーケティング担当者も大勢いることだろう。しかし、そのうちどれだけの企業が、実際に他社が追随できないような目覚ましい業績をあげているのだろうか。策を講じてもなかなか成功に結びつかず、しまいには「マーケティング・アレルギー」に陥る人もいるというが、さもありなんである。
著者は、フィリップ・コトラーと並び「マーケティング界のレジェンド」と呼ばれているアル・ライズ、ジャック・トラウトの両氏にマーケティング理念を学んだ人物だ。そして、彼らからの学びを日本企業にも応用しやすく、そして非常にわかりやすく説明したのが本書である。
ライズとトラウトがまず指摘するのは、これまでのマーケティングで主流となっていた「顧客志向(顧客第一主義)」の行き詰まりだ。顧客の欲求を満たそうとするあまり、似たり寄ったりで特徴の薄い商品が溢れかえっている市場の現状を嘆く。そして、差別化を図るためには、まずポジショニング戦略をしっかりと練りあげるべきだと説くのである。
顧客の心がどうなっているのか、どのように陣取りをすればいいのか、企業の規模によって戦い方はどう異なるのか。本書はまさに、マーケティングという戦いに勝ち抜くための戦術指南書だといえよう。 (下良 果林)

著者情報

丸山 謙治(まるやま けんじ)
カリフォルニア大学バークレー校エクステンション認定マーケター
1957年生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。株式会社リクルート勤務を経て、攝津板紙株式会社(現レンゴー株式会社)に入社。米国デンバー大学ビジネススクールに社費留学した後、シリコンバレーの米国企業に出向し、マーケティング業務に従事。帰国後も米国系企業の取締役マーケティング本部長を歴任する。現在、株式会社サンオクスにてゼネラルマネージャーとして主に新規事業のマーケティング戦略を担当する。世界的に有名な戦略コンサルタントであるジャック・トラウト氏と親交があり、氏の競争志向型マーケティングを日本で提唱する第一人者として、セミナーや社員研修などの講師も務める。著書に『競合と戦わずして勝つ戦略』、訳書に『実戦ボトムアップ・マーケティング戦略』(いずれも日本能率協会マネジメントセンター刊)がある。

評点(5点満点)

総合 (4.2)
革新性 (3.5)
明瞭性 (4.5)
応用性 (4.5)

本書の要点

  • マーケティングでは自社の強みや弱みにのみ目を向けるのではなく、競合との相対関係を加味する必要がある。「自社が何をしたいか」ではなく「競合が何をさせてくれるか」を考えるべきだ。
  • 自社の製品やサービスが生き残るには、いか...

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ジャンル
戦略, マーケティング
著者
ページ数
256ページ
出版社
総合法令出版 出版社ページ
定価
1,620円
出版日
2016年11月07日
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総合法令出版 http://www.horei.com/book_978-4-86280-527-0.html
競争としてのマーケティング 4.2 下良 果林 2017-01-26
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