地頭力を鍛える

問題解決に活かす「フェルミ推定」

ジャンル
キャリア・スキル・自己啓発, 戦略
著者
ページ数
232ページ
出版社
東洋経済新報社
定価
1,728円
出版日
2007年12月20日
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要約者レビュー

コンサルティング会社の面接試験で出題されることで有名な「フェルミ推定」。「シカゴにピアノ調律師は何人いるか?」、「世界中で1日に食べられるピザは何枚か?」といった問いを耳にした方もいるのではないだろうか。こうした途方に暮れそうな問いの解決策を、概算によって導き出すのがフェルミ推定である。そして、このフェルミ推定で「考え方のプロセス」を問うことにより、「地頭力」が鍛えられる。
地頭力とは、「情報を選別して付加価値をつけていく力」であり、あらゆる思考の基本となる知的能力を指す。地頭力の高い人は、どんな難局に置かれても、知識や経験を活用して、環境の変化に対応しながら新しい英知を生み出していくことができるのだ。
地頭力は「結論から」考える仮説思考力、「全体から」考えるフレームワーク思考力、「単純に」考える抽象化思考力の3つに分解される。本書では、「日本全国に電柱は何本あるか?」といったフェルミ推定の例題をもとに、解決への思考プロセスを追体験しながら、地頭力の土台となる3つの力の本質と、その具体的な鍛え方を学んでいく。
AIや機械に人の仕事が代替されていく時代を生き抜くには、自分なりに考え抜き、問題解決を図っていくための地頭力が、ますます重要になることだろう。情報の洪水に飲まれず、周囲から一目置かれるような成果を出し続けたい方には必読の一冊だ。「地頭力トレーニング」の旅を存分に楽しんでいただきたい。 (松尾 美里)

著者情報

細谷 功(ほそや いさお)
ビジネスコンサルタント。クニエ コンサルティングフェロー。
1964年神奈川県生まれ。東京大学工学部卒業。東芝を経てアーンスト&ヤング・コンサルティング(ザカティーコンサルティング、クニエの前身)に入社。製造業を中心として製品開発、マーケティング、営業等の戦略策定、業務改革プランの策定・実行・定着化等を手がける。著書に『アナロジー思考――「構造」と「関係性」を見抜く』(東洋経済新報社)、『「Why型思考」が仕事を変える』(PHP新書)などがあり、思考力等に関するセミナーを企業や学校等で多数行っている。

評点(5点満点)

総合 (4.2)
革新性 (4.0)
明瞭性 (4.0)
応用性 (4.5)

本書の要点

  • 地頭力とは、知的好奇心と論理思考力、直観力をベースとし、「結論から考える」仮説思考力、「全体から考える」フレームワーク思考力、「単純に考える」抽象化思考力の3つから構成された、あらゆる思考を支える知的能力である。
  • フェルミ推定は、とらえどころのない数量を...

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キャリア・スキル・自己啓発, 戦略
著者
ページ数
232ページ
出版社
東洋経済新報社
定価
1,728円
出版日
2007年12月20日
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地頭力を鍛える 4.2 松尾 美里 2017-03-02
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