ガリア戦記

ビジネスリーダーが薦める岩波文庫
株式会社資生堂 名誉会長
福原義春氏ご推薦
ジャンル
キャリア・スキル・自己啓発, 政治・経済, 戦略, リーダーシップ・マネジメント, 人文科学
著者
ページ数
364ページ
出版社
岩波書店
定価
972円
出版日
1942年02月05日
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要約者レビュー

本書は、ローマの政治家であり武将であったカエサルがガリアを平定した戦いの記録である。そこに記されている奇跡的とも言える快進撃は、カエサルの洞察と戦略、そしてリーダーシップによって支えられており、当時の人々を熱狂させただけでなく、現代においても多くの経営者たちに愛読書として読み継がれている。カエサル自身の手による文章は名文の誉れも高く、弁論術で名高いキケローが絶賛するほどである。飾りのない簡潔な文章に始めのうちは味気なさを感じることもあるだろうが、読み進めるにつれ読者はその簡にして要を得た筆致のとりこになることだろう。
カエサルのガリア遠征は8年にわたり、原著では1年につき1巻がさかれている。本書にまとめられているのは7巻ぶんであり、戦闘の様子にとどまらず、政治的駆け引き、情報戦、当時のガリアの様子など、カエサルの目によって捉えられた状況が克明に記されている。長期間の遠征は全て順風満帆だったわけではもちろんなく、さまざまな危機がそこにはあった。しかし、カエサルはその類まれな指揮官としての能力を発揮し、ことごとく乗り切った。彼が率いた軍隊も、時には敵の影におびえ、ある時は絶望的状況に立たされたが、天才的指揮官による鼓舞に応え、何度も奮い立った。
こうして歴史に深く刻まれることになった奇跡を実現した組織と指揮官の記録は、現代においても組織を率いるリーダーや新たな道を切り拓いていく人々に多くの示唆を与えるに違いない。 (金松 豊)

著者情報

カエサル(紀元前100ごろ-紀元前44)
ローマの武将で政治家。紀元前60年にポンペイウス、クラッススと共に三頭政治を開始し、翌年には執政官を務める。紀元前58年にガリア遠征を始め、全ガリアを制圧する。クラッススの没後に起きた内乱をローマに戻って平定し、独裁者の地位に就くが、反乱者によって暗殺された。

評点(5点満点)

総合 (4.2)
革新性 (4.0)
明瞭性 (4.0)
応用性 (4.5)

本書の要点

  • 当時のガリア(現在のスイス・フランス・ベルギーのあたりを指す)は多くの部族が割拠しており、制圧と反乱が繰り返されていた。なかでも血気盛んな部族、ヘルウェティー族はガリアの覇権をねらって動き出し、その挙動への対処が、カエサルの指揮するローマ軍がガリアを平定するに至る道の一歩となった。
  • ローマ軍はベルガエ人連合軍との戦いを経て...

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ページ数
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出版社
岩波書店
定価
972円
出版日
1942年02月05日
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