世界を動かすエリートはなぜ、この「フレームワーク」を使うのか?

ジャンル
キャリア・スキル・自己啓発, コンセプト・トレンド, 戦略
著者
ページ数
232ページ
出版社
かんき出版 出版社ページ
定価
1,620円
出版日
2015年05月18日
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要約者レビュー

テロやデフォルトの多発、感染症の大流行など激動の現代においてもなお、日本の企業現場では管理型人財が幅を利かし、創発型人財は隅に追いやられている。現状を打破するイノベーションを起こすには「気づき」が必要である。しかし、この「気づき」はどうすれば生まれるのか。
その1つの解が、本書で紹介される「類推法」という発想のフレームワークである。歴史をさかのぼると、類推法は、演繹法・帰納法と並んで西洋においては伝統的な「論理法」であり、アリストテレスの「アパゴーゲー」、パースの「アブダクション」に連なる第三の論理思考と呼ぶべき代物である。日本人にはあまりなじみのない「類推法」こそ、実際には世界を動かすエリートたちがあらゆる場面で活用しているのである。
本書では、「類推法」の研究に注力し、その成果をもとに人財研修を行う著者ならではの視点で、「類推法の歴史」「デザイン思考との違い」「高度成長期に発達していた日本発の思考法」「類推法でイノベーションを起こす8つのプロセス」「類推法を身につけるための方法」などが、図解を交えながら紹介されている。
気づきは決して電光石火のように生じない。未来に向けた問題意識を持ち、情報収集する中で「シンクロニシティ(何かこれは意味があると感じさせる出会い)」を味方につけ、イノベーションの種となる気づきが降ってくるのだという。画期的な発想を生み出すための体系的な方法を身につけ、ビジネスシーンで活かしたいと考える人にぜひ読んでいただきたい。 (松尾 美里)

著者情報

原田 武夫
1971年香川県生まれ。株式会社原田武夫国際戦略情報研究所(IISIA)代表取締役(CEO)。(現・公益財団法人)末延財団奨学生として東京大学法学部在学中に外交官試験に合格、外務省に外務公務員1種職員として入省。12年間奉職し、アジア大洋州局北東アジア課課長補佐(北朝鮮班長)を最後に自主退職し現在に至る。「すべての日本人に情報リテラシーを!」という想いの下、情報リテラシー教育を多方面に展開。マーケットとそれを取り巻く国内外情勢の調査・分析や、次世代人材育成等を行う。B20メンバー(2015年~)。
主な著書に『教科書やニュースではわからない最もリアルなアメリカ入門』(かんき出版)、『騙すアメリカ 騙される日本』、『北朝鮮vs.アメリカ』(以上、ちくま新書)、『計画破産国家 アメリカの罠』(講談社)、『狙われた日華の金塊――ドル崩壊という罠』、『世通貨戦争後の支配者たち』(以上、小学館)、『脱アメリカ時代のプリンシプル』(ユナイテッド・ブックス)など。2011年10月に『アメリカ秘密公電漏洩事件――ウィキリークスという対日最終戦争』を上梓。その他、日独で著書・翻訳書多数。

評点(5点満点)

総合 (4.0)
革新性 (4.5)
明瞭性 (3.5)
応用性 (4.0)

本書の要点

  • 類推法とは、既存のフレームワークにとらわれず、観察不可能な未来のイメージに思考を跳躍させる発想法のことである。イノベーションにつながる「気づき」は、不確実なものに向き合い、周到な準備をして、類推法を働かせることによってのみ得られる。
  • 類推法を用いて、周囲の人を巻き込むイノベ...

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キャリア・スキル・自己啓発, コンセプト・トレンド, 戦略
著者
ページ数
232ページ
出版社
かんき出版 出版社ページ
定価
1,620円
出版日
2015年05月18日
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かんき出版 https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761270841
世界を動かすエリートはなぜ、この「フレームワーク」を使うのか? 4.0 松尾 美里 2016-01-21
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