東大准教授に教わる「人工知能って、そんなことまでできるんですか?」

ジャンル
サイエンス・テクノロジー, IT
著者
ページ数
285ページ
出版社
KADOKAWA/中経出版
定価
1,512円
出版日
2014年10月14日
この本の要約をPDFでダウンロード
本の購入はこちら

要約者レビュー

日に日に便利になる私たちの生活の裏には、「人工知能」の存在が欠かせない。部屋の中はお掃除ロボットでピカピカになり、スマートフォンに話しかければ即座に答えが返ってくる。車の自動運転も実用化されようとしているし、ボードゲームの世界では、すでに人工知能が人間に勝利を収めているものもある。
本書は、そんな人工知能の現状と未来について、2人の有識者が語ったものである。コンサルタントである塩野が、東大准教授で、人工知能の研究者である松尾に対して様々な疑問をぶつけていく。私たちが夢見た未来はすぐそこまで来ているのか? それとも近づいているのは、ロボットたちが人間に牙をむく、SF小説のような未来なのか? 素朴な疑問からスタートする対談はどんどん哲学的になり、人工知能を知るためには、まずは人間について理解しなくてはならないのだと気づかされる。ビッグデータの意義や、近年画像認識の分野などで注目を集めるディープラーニングの仕組みなど、今さら聞けないキーワードについての知識も豊富で、この分野の入門書としてはうってつけだろう。
人類最後の発明とも目される人工知能は、日本復活の鍵を握っているという。本書では、人工知能の仕組みやデータ分析は、大人の教養として必修になるだろうとまでいわれている。そんな未来に遅れを取らないためにも、ぜひ押さえておきたい1冊だ。 (北山 葵)

著者情報

松尾 豊(まつお・ゆたか)
東京大学大学院工学系研究科総合研究機構/知の構造化センター/技術経営戦略学専攻 准教授。
1997年、東京大学工学部電子情報工学科卒業。2002年、同大学院博士課程修了。博士(工学)。同年より、産業技術総合研究所研究員。2005年10月より、スタンフォード大学客員研究員。2007年10月より現職。2002年、人工知能学会論文賞、2007年、情報処理学会 長尾真記念特別賞受賞。人工知能学会編集委員長、第1回ウェブ学会シンポジウム代表を歴任。専門は、Webマイニング、人工知能、ビッグデータ分析。

塩野 誠(しおの・まこと)
株式会社経営共創基盤(IGPI)パートナー・マネージングディレクター。IGPIシンガポールCEO。
慶應義塾大学法学部卒、ワシントン大学ロースクール法学修士。ゴールドマン・サックス証券、ベイン&カンパニー、起業、ライブドア等を経て、現職。主に通信、メディア、テクノロジー、エンターテインメント領域の企業や政府に対し戦略のアドバイスを行ない、政府系実証事業採択審査委員も務める。著書に『プロ脳のつくり方』、『リアルスタートアップ ~若者のための戦略的キャリアと起業の技術~』、『20代のための「キャリア」と「仕事」入門』などがある。

評点(5点満点)

総合 (4.0)
革新性 (4.5)
明瞭性 (4.0)
応用性 (3.5)

本書の要点

  • 日本では1980年代から人工知能の仕組みが検討されていた。近年ビッグデータが取得できるようになったことで、当時実現できなかったことが可能になってきている。
  • コンピューターは膨大なデータの処理が得意...

続きを読むには会員登録が必要です

新規登録 ログイン

ジャンル
サイエンス・テクノロジー, IT
著者
ページ数
285ページ
出版社
KADOKAWA/中経出版
定価
1,512円
出版日
2014年10月14日
この本の要約をPDFでダウンロード
本の購入はこちら
KADOKAWA/中経出版
東大准教授に教わる「人工知能って、そんなことまでできるんですか?」 4.0 北山 葵 2016-02-02
東大准教授に教わる「人工知能って、そんなことまでできるんですか?」 1512

週間ランキング

2
著者:木下 斉
3
著者:ジョシュア・ベッカー 著 桜田 直美 翻訳
4
著者:読書猿
5
著者:メンタリスト DaiGo 著 リベラル社 編集
6
著者:細谷 功
8
著者:コール・ヌッスバウマー・ナフリック 著 村井 瑞枝 訳
9
著者:岩嵜 博論
10
著者:Dr.ゼラーナ・モントミニー