最強のリーダー育成書 君主論

ジャンル
キャリア・スキル・自己啓発, リーダーシップ・マネジメント
著者
ページ数
255ページ
出版社
定価
1,512円
出版日
2015年10月31日
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要約者レビュー

マキアヴェリの『君主論』といえば、「君主であるためには残虐非道をよしとする非情の書」という認識を抱いている人も少なくないのではないだろうか。しかし著者が読み解く『君主論』は、それとは大きく異なっている。マキアヴェリは正義を為すことの大切さを否定しているわけではなく、正義の重要性について強調しているという。あくまで彼は現実主義的な立場に立って、大切な祖国を守るための統治術を提案するために『君主論』を執筆したのだ。現代においても自分の愛する人や組織を守ろうとする人にとって、大切な教訓が詰め込まれている書物であるというのが本書の見解である。
『君主論』の主張は、「いかにして敬意を獲得するか」ということに集約されるといってもよい。敬意を勝ち取るために何をなすべきか、そして敬意を受け続けるために何をしてはならないのかが、様々な観点から解説されている。敬意というものを基準に考えてみると、リーダーが時として残酷で冷酷な決断をしなければならないということも、圧政を強いるだけの独裁者になってしまってもいけないことも見えてくるだろう。無分別に振る舞うのではなく、全てに意図を持って行動する、用意周到さこそがリーダーに求められる資質なのである。
本書は優れたリーダーを目指している人だけではなく、守りたいものがある全ての人にとって読む価値がある。上辺の人間関係を重視するのではなく、その奥にある本質を見据えた上で行動できる人間を志す者の背中を、力強く後押ししてくれる一冊だ。 (石渡 翔)

著者情報

鈴木博毅
ビジネス戦略、組織論 、マーケテイングコンサルタント、MPS Consulting代表。
1972年生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。貿易商社にてカナダ・オーストラリアの資源輸入業務に従事。その後国内コンサルティング会社に勤務し、2001年に独立。戦略論や企業史を分析し、新たなイノベーションのヒントを探ることをライフワークとしている。『「超」入門 失敗の本質』『古代から現代まで2時間で学ぶ 戦略の教室』(以上、ダイヤモンド社)、『実践版 孫子の兵法』(プレジデント社)など著書多数。

評点(5点満点)

総合 (3.8)
革新性 (3.5)
明瞭性 (4.5)
応用性 (3.5)

本書の要点

  • 情に流されることなく、常に状況を見極めて行動をするように心がけることが肝要である。情は視野を狭くし、自らの行動の幅を狭めてしまう。
  • 期待されている時期に、問題解決に努め、素...

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キャリア・スキル・自己啓発, リーダーシップ・マネジメント
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ページ数
255ページ
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定価
1,512円
出版日
2015年10月31日
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