孟子

ジャンル
キャリア・スキル・自己啓発, 政治・経済, 戦略, リーダーシップ・マネジメント, 人文科学
著者
ページ数
264ページ
出版社
岩波書店
定価
778円
出版日
1968年02月16日
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要約者レビュー

みなさんは、人間は本来的に「善」と考えるだろうか「悪」と考えるだろうか。「善」だと考える人はこの本を読むことをおすすめする。きっと勇気づけられることだろう。そして、これからどのように心を育てていけばよいかもわかるであろう。反対に、「善」だと考えない人もこの本を読んでみてほしい。きっと反対の立場の土台が見えてくるであろう。そして、それを理解してこそ、本当の議論ができるのである。
本書『孟子』は中国における古典中の古典、儒教の基本書である、四書五経の中の一冊である。『論語』や『大学』、『中庸』と並び、宋代に四書として広く読まれるようになった。そこから現代まで読み継がれる、まさに教養の象徴的存在である。
とはいえ、おじけづく必要は全くない。本書には懇切丁寧な現代語訳が付されており、注を参照しなくとも一読して容易に意味が理解できるようにされている。もちろん、原文や読み下し文、そして注を参照することでさらに理解が深まることは間違いないが、それは次のステップで構わない。
この書物はこれまで多くの人々を迷いの淵から救い出してきた。折にふれこの本を開き、「こんな場合に孟子はどう考えるだろうか」と考えをめぐらせば、どんな問題に対しても解決の糸口をつかむことができるだろう。古代中国を代表する知識人の考えがまとめられ、はるかな時の流れによる厳しい選別にも耐えたこの一冊は、よき生涯の友とするに足る奥深さを持っている。ぜひ気楽に長く親しんでほしい。 (金松 豊)

著者情報

孟子
(前372頃‐前289頃)
中国古代の思想家。鄒(すう)という小国に生まれた。前半生について詳しいことは分かっていないが、幼少期のエピソードである「孟母三遷の教え」は有名である。その後、戦国時代中期の戦乱の世にあって、孔子の思想を発展させた。人間の本性は善であるという性善説を唱え、仁義に基づく王道政治を理想とした。斉や滕の政治に影響力をもったが、理想の実現は叶わず、晩年は故郷で後進の育成に力を注いだ。

評点(5点満点)

総合 (4.3)
革新性 (4.0)
明瞭性 (4.0)
応用性 (5.0)

本書の要点

  • 諸侯や弟子たち、時には違う学派の論客との対話を通して孟子の思想が明らかにされる。国の治め方や自分の修め方についての考えがそこで述べられる。
  • 孟子の思想の根本にある考えは、人の本質は...

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キャリア・スキル・自己啓発, 政治・経済, 戦略, リーダーシップ・マネジメント, 人文科学
著者
ページ数
264ページ
出版社
岩波書店
定価
778円
出版日
1968年02月16日
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