China 2049

秘密裏に遂行される「世界覇権100年戦略」

ジャンル
政治・経済, グローバル, コンセプト・トレンド
著者
ページ数
440ページ
出版社
日経BP社 出版社ページ
定価
2,160円
出版日
2015年09月07日
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要約者レビュー

「アメリカの対中戦略は根本的に間違っていた。中国の歴史的野望をつい最近まで見抜けなかった」。衝撃的な告白とともに、中国が秘密裏に進めてきた戦略「100年マラソン(The Hundred-Year Marathon)」の全貌を明らかにしたのが本書である。
著者はアメリカのニクソン政権からオバマ政権まで、長く対中国防衛政策を担当し、現在も国防省顧問、ハドソン研究所中国戦略センター所長を務める、いわば中国研究の第一人者だ。米国の対中政策の中心的な立場にいた著者によると、中国は、中国共産党革命100周年にあたる2049年までに、アメリカの地位を奪還し、100年越しの「中国主導の世界秩序」回復を狙っているというのだ。
このような驚愕の実態に気づけなかったのはなぜか? それは「援助と正しい指導があれば、中国も民主的な資本主義国家になるはず」という間違った前提が、アメリカの政治・経済の中枢に根深く存在していたためだという。著者は、世界の覇者をめざす中国の長期的な戦略の根源が、春秋戦国時代の教えにあるとし、知られざる中国の思惑を掘り起こしていく。本書を読めば、緻密な調査のもと、問題の核心をえぐり出す著者の手腕に、舌を巻くのではないだろうか。
また本書には、近年の日中間の緊張や日米関係についても示唆に富む記述が多い。今後の国際情勢や日中関係、その影響を大いに受けるビジネスを見通すうえで、あらゆる職種のビジネスパーソンにとって必読の書だといえる。 (松尾 美里)

著者情報

マイケル・ピルズベリー(Michael Pillsbury)
ハドソン研究所中国戦略センター所長。国防総省顧問。スタンフォード大学卒業、コロンビア大学大学院博士課程修了。リチャード・ニクソンからバラク・オバマにいたる政権で対中国の防衛政策を担当。ランド研究所分析官、ハーバード大学リサーチフェロー、上院の四つの委員会のスタッフを歴任。外交問題評議会と国際戦略研究所のメンバー。ワシントンD.C.在住。

評点(5点満点)

総合 (4.3)
革新性 (4.5)
明瞭性 (4.5)
応用性 (4.0)

本書の要点

  • 本書は、中国が2049年までにアメリカから世界の覇者の地位を奪取し、中国主導の世界秩序を回復しようとする「100年マラソン」という秘密戦略と、その対処策について述べた一冊である。
  • アメリカはこれまで、中国を支援すれば、中...

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日経BP社 出版社ページ
定価
2,160円
出版日
2015年09月07日
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日経BP社 http://store.nikkeibp.co.jp/item/books/P51040.html
China 2049 4.3 松尾 美里 2016-03-02
China 2049 2160

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