外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術

ジャンル
キャリア・スキル・自己啓発
著者
ページ数
256ページ
出版社
KADOKAWA
定価
1,620円
出版日
2015年10月17日
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要約者レビュー

著者の山口周氏は、大手広告代理店、外資系戦略コンサルティングファーム、組織開発専門の外資系コンサルティングファームを渡り歩き、そのかたわら、講師・教員としても活躍している。華々しいキャリアだけ見ると、MBA(経営学の学位)を取得していたというような下積みがあるのでは、と思ってしまうだろう。しかし、著者が大学や大学院で学んだのは美術史で、経営学についてはまったくの独学だという。そこで登場するのが読書だが、単純に読書量を増やすだけではたして仕事の成果につながるのだろうか。著者は「量は必要条件ではあるが、十分条件ではない」と述べている。問題なのは、その量ではなく、何をどう読み、読んだ後どうするかだ。
本書では、読むべき本を「ビジネス書」と「リベラルアーツ(教養)」とで分け、それぞれにおすすめの読み方を示している。中でも、リベラルアーツを「今すぐ役に立たなくても、いずれ必要になるかもしれないもの」とし、世界という海から読書によって情報という魚を拾い上げ、さらにいつか調理するために泳がせておくための「イケス」つまりデータベースを作っておこう、というのは興味深い。
他にも「少なくともこれは読むべき」とセレクトしたビジネス書を分類した「マンダラ」を付け、巻末の特別付録ではそれらの簡単な書評を添えているのも特徴だ。この「イケス」と「マンダラ」の組み合わせで「人と差別化するための読書」を実践してみてはいかがだろうか。 (下良 果林)

著者情報

山口 周(やまぐち・しゅう)
株式会社 ヘイ コンサルティング グループ ディレクター。1970年、東京都生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科卒業、同大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了。電通、ボストン・コンサルティング・グループ、A.T.カーニー等を経て2011年より組織開発を専門とするヘイグループに参画。専門はイノベーション、組織開発、人材/リーダーシップ育成、キャリア開発、新しい働き方研究。

評点(5点満点)

総合 (3.8)
革新性 (3.5)
明瞭性 (4.0)
応用性 (4.0)

本書の要点

  • 読書は消費ではなく投資だとすると、もっとも大きなコストは本代ではなく読書にかける時間ということになる。したがって、たいして本から得られる情報がなくても「本代がもったいないから」とだらだら読み続けているのはムダな行為といえよう。
  • 読んだ内容は忘れてしまうもの。したがって...

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ジャンル
キャリア・スキル・自己啓発
著者
ページ数
256ページ
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KADOKAWA
定価
1,620円
出版日
2015年10月17日
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外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術 3.8 下良 果林 2016-03-17
外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術 1620

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