上司力20

部下に信頼される20の法則

ジャンル
キャリア・スキル・自己啓発, リーダーシップ・マネジメント, 人事
著者
ページ数
288ページ
出版社
東洋経済新報社
定価
1,404円
出版日
2015年12月10日
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要約者レビュー

著者は、実に23年という長きにわたり、松下幸之助の近くに仕えてきた人物である。本書にある「部下に信頼される20の法則」とはまさに松下の経営哲学そのものであり、まるで松下の伝記を読んでいるかのようだ。しかし、やれ「ブラック企業」やら「パワハラ」と騒がしい今の世の中、組織内コミュニケーション力を高めるために、本書でじっくりその哲学を学ぶことで貴重な示唆が得られるだろう。
その法則は実にシンプルだ。「大きな夢を掲げ、誇りを持たせよ」「うわべでなく心でほめよ」「信頼して仕事を任せよ」など、誰にでも簡単にできそうに思える。「上司として当然ではないか」とお思いの方も多いだろう。しかし、それが現実にできていない上司のなんと多いことか。著者はまえがきで、とある政党の党首だった人物を挙げ、「政治家としての能力は高かったが、人間としての徳がなかった。その証拠に、党では争いが絶えなかった。茶坊主ばかりを集めるな、いろいろな意見に耳を傾けよ、と諫言したが聞き入れられず、結果その党は幻と消えた」と語っている。その人物は金銭問題によって政治の表舞台から姿を消したのだが、優れた部下がいいて彼を支えていれば危機を乗り切ることができたかもしれないし、そもそも問題が生じることはなかったかもしれない。
「上司力」の不足は、優秀な部下が離れてしまうばかりか、自分の評価を下げてしまうことにつながると著者は説く。優れた上司になっていくために気をつけるべきこととは何か、ぜひとも本書で学んでいただきたい。 (下良 果林)

著者情報

江口 克彦(えぐち・かつひこ)
1940(昭和15)年2月1日、名古屋市生まれ。PHP総合研究所元社長。松下電器産業(株)元理事。慶應義塾大学法学部政治学科卒、愛知県立瑞陵高等学校卒。23年間、松下幸之助の下で過ごす。松下哲学、松下経営の伝承者と言われ、著書・講演多数。「地域主権型道州制」を提唱、内閣官房道州制ビジョン懇談会座長等を歴任。平成22年参議院議員選挙に当選。

評点(5点満点)

総合 (3.7)
革新性 (3.0)
明瞭性 (4.0)
応用性 (4.0)

本書の要点

  • 利益を上げさえすれば手段を選ばない、という方針は会社を倒産にまで追い込みかねない。「勝てば官軍」ではなく、勝ち方の美しさを説くのが上司の役割だ。
  • 部下の熱意を引き出し、やりたいと願うこと...

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ジャンル
キャリア・スキル・自己啓発, リーダーシップ・マネジメント, 人事
著者
ページ数
288ページ
出版社
東洋経済新報社
定価
1,404円
出版日
2015年12月10日
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上司力20 3.7 下良 果林 2016-03-22
上司力20 1404

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