銀行員が顧客には勧めないけど家族に勧める資産運用術

ジャンル
キャリア・スキル・自己啓発, ファイナンス
著者
ページ数
208ページ
出版社
日本実業出版社
定価
1,512円
出版日
2015年11月01日
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要約者レビュー

本書に興味を持った人は、資産を効率よく殖やしたいと思っている方が多いのではないか。しかし、本書によれば金融機関の営業担当者の言いなりで金融商品を選んでいると、資産を殖やすどころか逆に減らしてしまう恐れがあるという。なぜそうなってしまうのかという実態と、そうならないための対処法について、10年間銀行員として働き、現在はFPとして顧客の資産運用相談などを行っている著者が、今までに培った知識と経験を基に詳しく説明している。
金融商品に関する情報の大半は、売り手の側から出されたものだ。セールスサイドのバイアスがかかっており、本当の意味で顧客の側に立った情報は1割にも満たないと言われている。そして銀行員の大半は顧客に勧めている金融商品を利用しておらず、商品の9割は自分の家族にも勧められるものではない。その理由は、手数料収入などの金融機関の利益は、購入者の利益と相反するため、勧められた商品が購入者にとっていい商品という訳ではないからだ。
日本では既に終身雇用が当然ではなくなり、老後資産の形成についても会社がサポートしてくれていた時代から、社員一人ひとりが自力で資産運用していく時代になってきている。誰もが個人で将来のための資産形成に取り組む必要があり、お金に関する知識を持っているか持っていないかで大きな差が生まれるだろう。そのような時代の要請に対応するためにも、資産運用を始める前にぜひ本書を読んでいただきたい。 (山下 あすみ)

著者情報

高橋 忠寛
(株)リンクマネーコンサルティング代表取締役。ファイナンシャル・プランナー(CFPⓇ)。日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)。1980年生まれ。上智大学経済学部経済学科卒業後、東京三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入社。法人営業や富裕層向け相続ビジネスを経験し、2007年シティバンク銀行に転職。個人顧客に対する資産運用アドバイス業務に従事し2014年9月に独立。金融教育ビジネスや資産コンサルティング事業を展開している。

評点(5点満点)

総合 (3.8)
革新性 (3.5)
明瞭性 (4.0)
応用性 (4.0)

本書の要点

  • 銀行や証券会社は営利企業のため、顧客の手数料によって経営が成り立っている。お客様にとってのコストは金融機関にとっての利益であり、利益相反の関係が生じる。
  • 資産運用は基本さえ理解すればやるべきこと...

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キャリア・スキル・自己啓発, ファイナンス
著者
ページ数
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日本実業出版社
定価
1,512円
出版日
2015年11月01日
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日本実業出版社
銀行員が顧客には勧めないけど家族に勧める資産運用術 3.8 山下 あすみ 2016-03-22
銀行員が顧客には勧めないけど家族に勧める資産運用術 1512

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