ヒップな生活革命

ジャンル
グローバル, コンセプト・トレンド
著者
ページ数
180ページ
出版社
朝日出版社 出版社ページ
定価
1,015円
出版日
2014年07月10日
この本の要約をPDFでダウンロード
本の購入はこちら

要約者レビュー

トレンドに敏感な方は、すでに気づいているかもしれない。最近、アメリカに変化が起こりつつあることを。「デブで味オンチなアメリカ人」(!)というイメージを覆すような、おいしく健康的な食べ物が、次々に手に入るようになっている。大量生産でつくられた粗悪品でなく、顔の見える作り手が丁寧に作った服や家具を買う人も増えた。
著者は、長くアメリカに住むライターだ。現地で起こっていることを日本の雑誌「ブルータス」や「&プレミアム」へ寄稿してきた。ここ最近顕著である、そうしたアメリカの生活文化の変化を、ひとつの流れとして捉えてみようとしたのが本書である。
現在ニューヨークで主流になりつつある「ニュー・アメリカン」という素材料理、屋上農園の発達や食材流通システムの変化、個人による少量生産のブランドの数々など、主に食、ファッション、メディアを中心としたジャンルの事象が、多くの人へのインタビューとともに紹介されている。そして、その奥にある価値観の変化を、著者は「ヒップ」という言葉をキーワードとして、読み解いていく。
大量消費の時代の反動ともいえるような、この価値観の変化は、アメリカですでに始まっているが、日本とて例外ではない。どのようなものが市場でこれから求められるのかを考えていく上で、重要な示唆を得られる一冊だ。とくにものづくりに関わる方、マーケッターの方は、必読の一冊である。 (熊倉 沙希子)

著者情報

佐久間裕美子
ライター。1973年生まれ。1993年のスタンフォード大学短期留学中に、サンフランシスコでジャム・バンドの英雄ジェリー・ガルシアのライブを体験して、自由の国アメリカに暮らそうと決める。1996年に慶應義塾大学を卒業後、イェール大学大学院修士課程に進学。全米の危険な中小都市ランキング上位に入る都市で鍛えられる。1998年、大学院修了と同時にニューヨークへ。新聞社のニューヨーク支局、出版社、通信社勤務を経て、会社員生活に向いていないと自覚し、2003年に独立。2008年、ロバート・フランクの『アメリカンズ』刊行50周年へのトリビュートとして初めて全米を一周。サブプライム金融危機を受けて、インディペンデントのメディアを作りたいと、2012年に『PERISCOPE』を友人たちのグループと立ち上げる。2014年、東京五輪招致の請負人ニック・バーリーに取材して『日本はこうしてオリンピックを勝ち取った! 世界を動かすプレゼン力(NHK出版)を翻訳・構成。これまで、アル・ゴア元副大統領からウディ・アレン、ショーン・ペンまで、多数の有名人や知識人にインタビューした。『ブルータス』『&プレミアム』『ヴォーグ』『GQ』など多数の雑誌に寄稿する。

評点(5点満点)

総合 (4.0)
革新性 (4.0)
明瞭性 (4.0)
応用性 (4.0)

本書の要点

  • 生活文化の新たな潮流が、ポートランド、ブルックリンといったリベラルな地域を中心に生まれている。政治社会や文化への先鋭的な嗜好をもった「ヒップスター」たちがその担い手だ。
  • 近郊で産出される食材でつくられた食品が流...

続きを読むには会員登録が必要です

新規登録 ログイン

ジャンル
グローバル, コンセプト・トレンド
著者
ページ数
180ページ
出版社
朝日出版社 出版社ページ
定価
1,015円
出版日
2014年07月10日
この本の要約をPDFでダウンロード
本の購入はこちら
朝日出版社 http://www.asahipress.com/bookdetail_norm/9784255007861/
ヒップな生活革命 4.0 熊倉 沙希子 2016-04-21
ヒップな生活革命 1015

週間ランキング

1
著者:細谷 功
2
著者:メンタリスト DaiGo 著 リベラル社 編集
3
著者:岩嵜 博論
4
著者:コール・ヌッスバウマー・ナフリック 著 村井 瑞枝 訳
5
著者:ジョシュア・ベッカー 著 桜田 直美 翻訳
7
著者:松崎 一葉
8
著者:Dr.ゼラーナ・モントミニー