朝型勤務がダメな理由

あなたの睡眠を改善する最新知識

ジャンル
キャリア・スキル・自己啓発, サイエンス・テクノロジー
著者
ページ数
256ページ
出版社
日経ナショナルジオグラフィック社
定価
1,512円
出版日
2016年01月26日
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要約者レビュー

睡眠研究の権威によって書かれた本書だが、一般に流布されている睡眠の常識を覆すような知見がいくつも紹介されているため、睡眠に関して少しでも興味がある人にとっては非常に満足度の高い一冊といえる。また、小粋な冗談を交え、軽快なトーンで展開していくので、非常に読みやすいのも本書の特徴だ。
著者は、睡眠科学、睡眠医学の分野ではかなり以前から「常識」となっていることが一般的な知識として広まっていないどころか、睡眠に関する疑わしい知識が氾濫する現状に危機感を覚えている。睡眠は誰にとっても身近であり、生活の質や仕事のパフォーマンスをも左右する重要なものでありながら、まだまだ解明されていないところが多い分野だ。それゆえ、一人ひとりが睡眠リテラシーを高めていく必要があるのだという。
生物にとってほぼ必須の生体現象にもかかわらず、これほどまでに個人差がある「睡眠」。ロングスリーパーにもショートスリーパーにも、朝型にも夜型にも、それぞれメリットとデメリットがあることを本書は示している。自分自身にどのような睡眠傾向があるのかをしっかり見極めつつ、それとうまくつきあっていくためにはどうすればよいのか? 本書はそれを知るための優れたヒント集だ。誤った知識に惑わされないために、そしてより良い睡眠を得るために、本書をぜひ一読していただきたい。 (石渡 翔)

著者情報

三島 和夫(みしま・かずお)
1963年、秋田県生まれ。医学博士。国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所精神生理研究部部長。1987年、秋田大学医学部医学科卒業。同大精神科学講座講師、同助教授、2002年米国バージニア大学時間生物学研究センター研究員、米国スタンフォード大学医学部睡眠研究センター客員准教授を経て、2006年6月より現職。日本睡眠学会理事、日本時間生物学会理事、日本生物学的精神医学会評議員、JAXAの宇宙医学研究シナリオワーキンググループ委員なども務めている。これまで睡眠薬の臨床試験ガイドライン、同適正使用と休薬ガイドライン、睡眠障害の病態研究などに関する厚生労働省研究班の主任研究者を歴任。『8時間睡眠のウソ。 日本人の眠り、8つの新常識』(川端裕人と共著、日経BP社)、『不眠の悩みを解消する本 満足のいく眠りのための正しい方法』(法研)、『レコーディング快眠法』(朝日新聞出版)、『睡眠薬の適正使用・休薬ガイドライン』(編著、じほう)などの著書がある。

評点(5点満点)

総合 (4.0)
革新性 (4.0)
明瞭性 (4.5)
応用性 (3.5)

本書の要点

  • 眠気の強さはある程度までいくと頭打ちになるが、認知機能は睡眠不足であればあるほど低下してしまう。
  • 若者は生理的に早寝早起きが難しく、多少の...

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ジャンル
キャリア・スキル・自己啓発, サイエンス・テクノロジー
著者
ページ数
256ページ
出版社
日経ナショナルジオグラフィック社
定価
1,512円
出版日
2016年01月26日
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日経ナショナルジオグラフィック社
朝型勤務がダメな理由 4.0 石渡 翔 2016-04-27
朝型勤務がダメな理由 1512

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