水平思考の世界

ジャンル
キャリア・スキル・自己啓発
著者
ページ数
269ページ
出版社
きこ書房 出版社ページ
定価
1,620円
出版日
2015年10月31日
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要約者レビュー

 あなたのまわりに、複雑な数学の問題や意地悪なクイズを、思いもよらぬ視点から解いてしまう友人はいるだろうか? あるいは、ブレインストーミングの場で、次々と斬新なアイデアを生みだす同僚は? もしかしたら彼らは皆、本書で紹介されている「水平思考」の使い手なのかもしれない。
 水平思考は「ラテラル・シンキング」とも呼ばれ、「ロジカル・シンキング」=「垂直思考」と対になる思考法のことである。緻密な論理を積み重ねていく垂直思考とは異なり、水平思考は段階を踏まないことを特徴とするため、ときに最短ルートで求めているアイデアにたどり着くことを可能にさせる。そう聞くと一部の限られた人間の持つ才能のように思えてくるが、本書によれば、水平思考は訓練次第でだれでも身につけられるのだという。
水平思考でたどり着くアイデアは時として拍子抜けするくらいシンプルなので、「何だ、そんなことか」と思うこともあるかもしれない。しかし大半の人間は「そんなこと」さえ思いつかないのは、コロンブスの卵の例からも明らかだ。
 本書の原書が初めて刊行されてから40年、「新しいアイデア」の必要性は増すばかりである。水平思考を身につけるためには、なによりも実践してみることが一番だというが、その鍛え方は実のところあまり知られていない。ロジカル・シンキングの重要性が騒がれている昨今だからこそ、あえてそれとは別の思考法を身につけ、柔軟な発想力を手に入れていきたい――そんな方々に是非読んでほしい一冊である。 (北山 葵)

著者情報

エドワード・デボノ
世界最古の権威ある国際的奨学金制度、ローズ奨学生に選ばれてオックスフォード大学クライスト・チャーチ・カレッジで学ぶ。また、ケンブリッジ大学、マルタ大学から医学博士号を取得。これまでにオックスフォード大学、ロンドン大学、ケンブリッジ大学、ハーバード大学などで研究活動に携わる。
1967年、デボノは今日では一般的に用いられる「水平思考」という言葉を考案。以来、デボノの名は世界中の数百万人もの人々にとって、創造性と新たな思考法のシンボルとなった。彼の数々の著作は現在34か国語に翻訳されており、ノーベル賞受賞者や世界的指導者からも助言を求められている。

評点(5点満点)

総合 (3.3)
革新性 (3.5)
明瞭性 (3.5)
応用性 (3.0)

本書の要点

  • 「水平思考」とは、論理的に段階を踏んでいくことを重要視する「垂直思考」とは異なり、段階を踏まない思考プロセスを用いることで、新しいアイデアを生み出すことに秀でた思考法である。
  • 新しいアイデアを生むために、新しい情報が...

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ジャンル
キャリア・スキル・自己啓発
著者
ページ数
269ページ
出版社
きこ書房 出版社ページ
定価
1,620円
出版日
2015年10月31日
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きこ書房 http://kikoshobo.com/%E6%B0%B4%E5%B9%B3%E6%80%9D%E8%80%83%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C/
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