いつも余裕で結果を出す人の複線思考術

ジャンル
キャリア・スキル・自己啓発
著者
ページ数
224ページ
出版社
講談社
定価
1,620円
出版日
2015年11月24日
この本の要約をPDFでダウンロード
本の購入はこちら

要約者レビュー

忙しいのに結果が出ない人と、いつも余裕で結果を出す人。本書によると、その違いが「複線思考」という頭の使い方に起因するという。
複線思考とは、現実の認識に対して「別の視点」を同時並行的に持ち、複数の思考を行うことである。頭の中に二本以上の線路が敷かれ、列車が並走しているようなイメージだ。複線思考ができる人は、頭の中に複数の選択肢があり、どれが効率的なのかを瞬時に判断し、要所を直感的につかんで、処理にかけるエネルギーを上手に配分する。「これしかない」と追いつめられた気持ちで仕事をするのではなく、複数の選択肢を検討することで、心に余裕が生まれるのだという。人間は、一つの見方に縛られていては効率的な考え方ができない。自己と他者、主観と客観、部分と全体、直感と論理、現実と問いといった、二つの路線を自覚的に使い分けることを、著者は提唱する。
複線思考ができれば、客観的な判断力が身につき、対人関係も強くなり、ストレスが減っていくという。本書では、そんな良いことずくめの思考法を、世阿弥や宮本武蔵といった歴史上の人物から、錦織圭やマツコ・デラックスなどの著名人まで幅広い事例もまじえて紹介していく。著者の守備範囲の広さや教養の深さも垣間見られ、夢中で読めてしまうだろう。
自分の感情をうまくコントロールして、良いパフォーマンスや人間関係を保ちたい。そんな願いをかなえてくれる魔法の一冊をぜひ紐解いてほしい。 (松尾 美里)

著者情報

齋藤 孝(さいとう・たかし)
明治大学文学部教授。1960年、静岡県に生まれる。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。テレビ、ラジオ、講演等多方面で活躍。
著書に『声に出して読みたい日本語』(草思社文庫、毎日出版文化賞特別賞受賞)、『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス、新潮学芸賞受賞)、『雑談力が上がる話し方 30秒でうちとける会話のルール』(ダイヤモンド社)、『小学生のための論語』(PHP研究所)、『余計な一言』(新潮新書)、『大人のための読書の全技術』(KADOKAWA)、『齋藤ゼミ 「才能」に気づく19の自己分析』(講談社)など多数。

評点(5点満点)

総合 (3.8)
革新性 (3.5)
明瞭性 (4.0)
応用性 (4.0)

本書の要点

  • 複数の思考を同時並行で走らせる複線思考を身につけることで、仕事の生産性を高め、良好な人間関係を築くことができる。
  • 複線思考は、他者への理解力・自分を客観的...

続きを読むには会員登録が必要です

新規登録 ログイン

ジャンル
キャリア・スキル・自己啓発
著者
ページ数
224ページ
出版社
講談社
定価
1,620円
出版日
2015年11月24日
この本の要約をPDFでダウンロード
本の購入はこちら
講談社
いつも余裕で結果を出す人の複線思考術 3.8 松尾 美里 2016-06-23
いつも余裕で結果を出す人の複線思考術 1620

週間ランキング

1
著者:細谷 功
2
著者:岩嵜 博論
3
著者:メンタリスト DaiGo 著 リベラル社 編集
4
著者:コール・ヌッスバウマー・ナフリック 著 村井 瑞枝 訳
5
著者:Dr.ゼラーナ・モントミニー
6
著者:松崎 一葉
9
著者:ジョシュア・ベッカー 著 桜田 直美 翻訳
10
著者:神吉直人

おすすめのlibrary f