言葉力が人を動かす

ジャンル
キャリア・スキル・自己啓発, グローバル, リーダーシップ・マネジメント, 人事
著者
ページ数
220ページ
出版社
東洋経済新報社
定価
1,728円
出版日
2012年03月08日
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要約者レビュー

世界第2位の建設機械メーカー、コマツで社長、会長職を務めた坂根正弘氏。米ハーバードビジネスレビュー誌の「在任中に実績をあげた実行力のある最高経営責任者(CEO)」トップ100の17位に選ばれたこともある名経営者だ。坂根氏は社長就任時、800億円の最終赤字にあったコマツを建て直し、驚異的なV字回復を達成した。改革の成功要因は何だったのか? それは、「見る」「語る」「実行する」を三位一体とする「言葉力」にあった。坂根氏の発する言葉に社員が耳を傾け、納得し、協力してくれたことが、成功の原動力だったという。
経営者やリーダーとしてチームを率いる者は、人心を掌握し、進むべき方向と各人の役割を言葉で示し、その言葉に心の底から納得してもらう必要がある。そのための道具は言葉しかない。あらゆる企業において、組織の舵取りに迷う局面が増えているであろう現在、言葉力はいっそう重要度を増している。
言葉力とは、決して口先のトークテクニックを指すのではない。人を動かすには、言葉を発する前に現実をよく「見る」こと、そして発した後にリーダー自身がその言葉を「実行する」ことまで求められる。行動を伴って初めて、その言葉に力が宿るのだ。
経営者や管理職、人材育成に携わる方にとって、本書が学びの宝庫であることは間違いない。坂根氏の経験に裏打ちされた教えを糧とし、実践することで、人を引きこむリーダーへの一歩を力強く踏み出せるのではないだろうか。 (松尾 美里)

著者情報

坂根 正弘(さかね まさひろ)
コマツ(株式会社小松製作所)取締役会長、日本経済団体連合会副会長
1941年生まれ。島根県出身。63年、大阪市立大学工学部卒業、コマツに入社し、粟津・大阪工場でブルドーザーの設計を行う。71年品質管理課、81年小松アメリカ・サービス部等の勤務を経て、89年取締役、91年小松ドレッサーカンパニー(現コマツアメリカ)社長、94年常務取締役、97年専務取締役、99年代表取締役副社長、2001年代表取締役社長就任。
就任直後、創業以来初の赤字に直面するが、構造改革を断行し、翌期にはV字回復を達成。中国や東南アジア、アフリカなどの新興国にグローバル展開を進める。2007年代表取締役会長。2010年より現職。2008年デミング賞本賞を受賞。
著書に『限りないダントツ経営への挑戦』日科技連出版社、『ダントツ経営』日本経済新聞出版社。

評点(5点満点)

総合 (4.3)
革新性 (4.0)
明瞭性 (4.5)
応用性 (4.5)

本書の要点

  • 事実・本質・大局を「見る」力と、リーダーが自分の言葉で「語る」力、そして、言行を一致させ実績を伴わせる「実行する」力の3つがそろったことで、社員の理解と納得、信頼が生まれ、コマツのV字回復につながった。
  • 改革を成功させるには、リーダーは部分最適...

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キャリア・スキル・自己啓発, グローバル, リーダーシップ・マネジメント, 人事
著者
ページ数
220ページ
出版社
東洋経済新報社
定価
1,728円
出版日
2012年03月08日
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言葉力が人を動かす 4.3 松尾 美里 2016-07-22
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