コーヒーの科学

「おいしさ」はどこで生まれるのか

ジャンル
サイエンス・テクノロジー
著者
ページ数
320ページ
出版社
定価
1,166円
出版日
2016年02月20日
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要約者レビュー

コーヒー好きな人にとっては、その存在はなくてはならないものである。豊かな味と香り、苦いのにほっとして、リラックスするとともに元気が湧いてくる。本書は、基礎医学の研究者で「コーヒーおたく」の著者が約二十年にわたって研究収集した科学論文に基づく知見と多くの図版を基に、コーヒーを「科学的な視点」から紐解いた一冊である。
コーヒーの起源、なぜアラビカ種とロブスタ種がシェアの多くを占めるようになったか、コーヒーノキの果実のしくみなど、植物としてのコーヒーノキに焦点を当てた序盤から始まり、「おいしいコーヒー」とは何かを徹底的に分析。おいしさが生まれるプロセスである焙煎ではコーヒー豆にどのような物理的変化、化学的変化が起きているか。そして私たちの口に入るコーヒーとして抽出する際、粉と水の間にどのような移動が起きているのか。科学的な裏付けをもった、エスプレッソのように濃縮されたコーヒーに関するさまざまな情報に、あなたの知的好奇心はそそられるだろう。コーヒーに詳しくない人はもちろん、自分で抽出や焙煎に挑戦している人にも読みごたえがあり、コーヒーに対する知識の幅は間違いなく広がるだろう。
コーヒーの健康への影響についても、断片的な話ではなく、医学博士でもある著者の知見と経験をもって科学的論拠に基づき展開されている。本書で一風変わった「科学から見たコーヒーの世界」を味わっていただきたい。 (竹内)

著者情報

旦部 幸博(たんべ ゆきひろ)
1969年長崎県生まれ。京都大学大学院薬学研究科修了後、博士課程在籍中に滋賀医科大学助手へ。現在、同学内講師。医学博士。専門は、がんに関する遺伝子学、微生物学。人気コーヒーサイト「百珈苑」主宰。自家焙煎店や企業向けのセミナーで、コーヒーの香味や健康に関する講師を務める。著書に『コーヒー おいしさの方程式』(共著、NHK出版)。

評点(5点満点)

総合 (3.7)
革新性 (4.0)
明瞭性 (4.0)
応用性 (3.0)

本書の要点

  • コーヒーのおいしさには豊かな苦味と香り、コクなどが挙げられるが、それらは様々な成分が複雑に絡み合うことにより形成されている。
  • 生豆の状態ではコーヒーのおいしさは全くな...

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サイエンス・テクノロジー
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320ページ
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定価
1,166円
出版日
2016年02月20日
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講談社 http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062579568
コーヒーの科学 3.7 竹内 2016-07-22
コーヒーの科学 1166

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