人工超知能が人類を超える

シンギュラリティ―その先にある未来

ジャンル
サイエンス・テクノロジー, IT
著者
ページ数
248ページ
出版社
日本実業出版社
定価
1,728円
出版日
2016年03月01日
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要約者レビュー

人工知能の急激な進化によって、2045年頃に技術的特異点が訪れるといわれている。技術的特異点とは、科学技術の進歩するスピードが予測不可能なほど高速になる瞬間を指す言葉だ。これを受け、人間より賢くなった人工知能がいずれ人類と敵対するのではないかと危ぶむ声も出ている。天才理論物理学者のホーキング博士が、「人工知能の開発は人類の終焉につながるかもしれない」と発言したほどだ。こうした技術の進化とどう向き合えばいいのか。
気鋭のロボット工学者である著者は、人工知能やロボットなどの革命的な科学技術が席巻しつつある中で、私たちの価値観や人生観も一変するだろうと述べている。つまり、人工知能導入や特異点突入のリスクについて議論を重ねるだけでなく、「特異点突入後の世界の到来を、本当に人類は望んでいるのか」、「そもそも人類は究極的にどこにたどり着きたいのか」という根源的な問いに、私たち一人一人が向き合う必要があるというのだ。
著者は、人工知能や脳科学、進化生物学、哲学、生命科学といった幅広い学術領域を縦横無尽に行き交いながら、問いの理解を深めるために必要な視座を提示する。人生で岐路に立ったときは、進むべき方向を指し示してくれるような人生の羅針盤が必要だ。本書は、その羅針盤の一つとなってくれるだろう。特異点を超えた先にある未来を見通し、力強く生き抜くための強力な武器として、ぜひ本書を読んでいただきたい。 (松尾 美里)

著者情報

台場 時生(だいば ときお)
某大学理工学部准教授。研究分野はロボット工学、特にヒューマノイドロボットの運動制御に関する研究に従事。ロボット、人工知能と人間の共存の在り方、さらに人類そのものの未来について考察を行っている。趣味は映画、音楽鑑賞、ウォーキングなど。著書に『科学仏教』(Amazon KDP)がある。

評点(5点満点)

総合 (3.7)
革新性 (4.0)
明瞭性 (3.5)
応用性 (3.5)

本書の要点

  • 技術的特異点の到来が近づく今、人類進化の大きな流れの中で特異点の意味を考え、特異点後のビジョンを描くことが求められている。
  • 人類は農業革命、産業革命、情報革命という...

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サイエンス・テクノロジー, IT
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ページ数
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出版社
日本実業出版社
定価
1,728円
出版日
2016年03月01日
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人工超知能が人類を超える 3.7 松尾 美里 2016-07-28
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