金利を見れば投資はうまくいく

運用キャリア25年超のファンドマネージャーが教える

ジャンル
政治・経済, グローバル, ファイナンス
著者
ページ数
240ページ
出版社
クロスメディア・パブリッシング 出版社ページ
定価
1,598円
出版日
2016年01月22日
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要約者レビュー

 「炭鉱のカナリア」という言葉がある。カナリアは周囲の異変に敏感であり、危険を感じると鳴かなくなるため、かつての炭鉱労働者は坑道に入る際、3羽のカナリアを鳥かごに入れて持っていったという。
投資の世界でこの「炭鉱のカナリア」にあたるのが金利である。タイトルにもあるように、「金利のことを知れば投資の確実性は向上する」というのが本書のメッセージだ。景気には日本のように春・夏・秋・冬の四季があり、季節ごとにどんな株や債権がいいかは異なる。より確実な投資をするためには、金利を指標にして景気の移り変わりを読み解くべき、というのが著者の主張である。
アメリカで起きたリーマンショックについても、まっさきにその変化に反応したのは金利であったという。当時の金利動向が何らかの「警告」であることがわかっていれば、たとえ好景気の中であっても、2006年頃からの住宅価格の陰りを、深刻な事態としてとらえることができたかもしれない。複雑な経済の移り変わりを、金利という武器を手にして読み解いていく著者の手腕には、これまで経済にあまり関心がなかった人でさえ惹きつけられるだろう。
これから投資を始めようとしている人だけでなく、経済の動きがこれからどうなっていくのか、大局的な視点を持ちたいと思っている人にもぜひお薦めしたい一冊だ。 (原 ユキミ)

著者情報

堀井 正孝(ほりい まさたか)
SBIボンド・インベストメント・マネジメント(株)代表取締役。国内有数である先進国債券ファンド「グローバル・ソブリン・オープン(通称グロソブ)」元運用責任者。第一生命保険(株)および系列運用会社(現DIAM)で債権運用ファンドマネージャーとして従事した後、2005年から2015年12月まで国際投信投資顧問(株)(現三菱UFJ国際投信(株))でグロソブを担当。2008年「国内債券型・国際債券型部門モーニングスター最優秀ファンド賞」受賞。債権運用歴25年。早稲田大学理工学部卒。

評点(5点満点)

総合 (3.3)
革新性 (3.5)
明瞭性 (3.5)
応用性 (3.0)

本書の要点

  • リーマンショック前後に真っ先に景気の変化に反応したのは「金利」である。景気の動向を知りたければ、「金利」を注視することだ。
  • 景気を読み解く上で重要になるのが「政策金...

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政治・経済, グローバル, ファイナンス
著者
ページ数
240ページ
出版社
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定価
1,598円
出版日
2016年01月22日
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クロスメディア・パブリッシング http://www.cm-publishing.co.jp/9784844374541/
金利を見れば投資はうまくいく 3.3 原 ユキミ 2016-09-01
金利を見れば投資はうまくいく 1598

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