為末大の未来対談

僕たちの可能性ととりあえずの限界の話をしよう

ジャンル
サイエンス・テクノロジー, IT
著者
ページ数
288ページ
出版社
プレジデント社 出版社ページ
定価
1,728円
出版日
2015年12月23日
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要約者レビュー

私たちが何気なく過ごしている日常の裏側では、科学技術がめまぐるしいスピードで進化している。あらゆる技術が進歩していくなかで、私たちにはどのような未来が待ち受けているのだろうか。
著者である為末 大氏は、「変えられない未来」と「変えられる未来」の2つに興味を持っており、その2つを隔てるヒントは科学技術にあると考えた。そこで、「10年後の近未来において、社会が科学や技術の進歩によってどのように変わるのか」というテーマのもと、各分野の科学者10名と対談したのが本書である。本書に登場する研究者たちのテーマは、ビックデータと人工知能の可能性や、人型ロボットの開発など、実に多彩だ。読者は、まだ一般的には広く知られていない最先端技術の話に、思わず夢中になること必至である。
そして、なにより本書の魅力は、為末氏ならではの着眼点にある。アスリート時代から、「人間の心」を考えつづけた著者だからこそ、研究者たちの本心に踏み込む質問ができており、それが本書の内容に深みを持たせている。
人間が生み出した科学の力によって「変えられる未来」が近づく中、私たちはその技術をどこまで許容することができるのか。人間の能力を超える科学技術に囲まれながら、私たち人間にできることはなんなのか? 未来について考えたい、すべての人にお薦めの一冊である。 (流石 香織)

著者情報

為末 大(ためすえ だい)
1978年広島県生まれ。陸上トラック種目の世界大会で日本人として初のメダル獲得者。男子400メートルハードルの日本記録保持者(2015年11月現在)。2001年エドモントン世界選手権および2005年ヘルシンキ世界選手権において、男子400メートルハードルで銅メダル。シドニー、アテネ、北京と3度のオリンピックに出場。2003年、プロに転向。2012年、25年間の現役生活から引退。現在は、一般社団法人アスリートソサエティ(2010年設立)、株式会社Xiborg(2014年設立)などを通じ、スポーツ、社会、教育、研究に関する活動を幅広く行っている。著書に『走る哲学』(扶桑社)、『走りながら考える』(ダイヤモンド社)、『諦める力』(プレジデント社)などがある。

評点(5点満点)

総合 (4.0)
革新性 (4.5)
明瞭性 (4.0)
応用性 (3.5)

本書の要点

  • 今後、超高齢化社会に突入する中で、「できないこと」を社会全体が受け入れることが大切である。
  • 人型のロボットだからこそ、人はその行動に...

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サイエンス・テクノロジー, IT
著者
ページ数
288ページ
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プレジデント社 出版社ページ
定価
1,728円
出版日
2015年12月23日
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プレジデント社 http://presidentstore.jp/books/products/detail.php?product_id=2429
為末大の未来対談 4.0 流石 香織 2016-09-15
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