不識塾が選んだ「資本主義以後」を生きるための教養書

ジャンル
キャリア・スキル・自己啓発, 人文科学
著者
ページ数
264ページ
出版社
集英社インターナショナル 出版社ページ
定価
1,620円
出版日
2013年02月10日
この本の要約をPDFでダウンロード
本の購入はこちら

要約者レビュー

「不識塾」とは、毎年の受講生が20数名しかいない、きわめて小さな私塾だ。しかし編者であり、不識塾の創始者である中谷 巌氏は、この小さな私塾が、やがて日本の産業界を変える本物のリーダーを輩出すると考えている。
受講生のほとんどは、日本のグローバル大企業から派遣されてくる幹部社員である。彼らが不識塾で学ぶのは、哲学や文化、歴史、宗教といった、一見すると、ビジネスとは何の関係もないようなものばかりだ。しかし、こうしたテーマについて、毎週のように超一流の教授や研究者たちと徹底的に討論を重ねることで、問題の根本に遡って考える力が身についてくる。
「表面的な知識やスキルの習得だけでは、ビジネスはうまくいかない」と中谷氏は主張する。それは、アメリカのMBAで教えられるような知識をそのまま日本に持ちこもうとしても、うまく通用しないことが証明しているという。本当の意味で、世界に通用するビジネスパーソンになるためには、それぞれの文化や価値観についての深い洞察がなければならないというのが、本書に通底したメッセージだ。
本書は、不識塾で用いられている書籍の紹介を主眼として作られた、一種のガイドブックである。不識塾で「師範」として、受講生の指導役を務めている中谷氏たちが、「これは面白い!」と感動した本を厳選し、その本の魅力や読みどころを紹介してくれている。本書を読めば、日本のトップエリートたちが集まる不識塾における、これまでの「知」への歩みの一端に触れることができるはずだ。 (石渡 翔)

著者情報

不識塾(ふしきじゅく)
グローバル人材として活躍するには「リベラル・アーツ」の習得こそ必須であるというコンセプトのもと、経済学者・中谷巌が塾長を務める経営者育成講座。各企業から1名限定、年間500万円という受講料で、内外の一流講師を招き、徹底的に討論・対話を重ねるというスタイルを貫いて定評を得ている。

評点(5点満点)

総合 (3.5)
革新性 (3.5)
明瞭性 (4.0)
応用性 (3.0)

本書の要点

  • 国際的な舞台で日本の存在感が薄いのは、教養が欠如しているからである。リーダーになる者には、本質に根ざした教養や哲学が必要不可欠だ
  • 民主主義と資本主義をかかげる国々のほとん...

続きを読むには会員登録が必要です

新規登録 ログイン

ジャンル
キャリア・スキル・自己啓発, 人文科学
著者
ページ数
264ページ
出版社
集英社インターナショナル 出版社ページ
定価
1,620円
出版日
2013年02月10日
この本の要約をPDFでダウンロード
本の購入はこちら
集英社インターナショナル http://www.shueisha-int.co.jp/archives/2486
不識塾が選んだ「資本主義以後」を生きるための教養書 3.5 石渡 翔 2016-09-29
不識塾が選んだ「資本主義以後」を生きるための教養書 1620

週間ランキング

1
著者:佐藤 ねじ
4
著者:スティーヴ・ロー 著 久保 尚子 翻訳
5
著者:磯山友幸
7
著者:マリオ・ リヴィオ 著 千葉 敏生 翻訳
8
著者:アネット・シモンズ著  池村 千秋 訳
9
著者:ムーギー・キム
10
著者:Dr. Alan Watkins