採用学

ジャンル
戦略, リーダーシップ・マネジメント, 人事
著者
ページ数
260ページ
出版社
新潮社
定価
1,404円
出版日
2016年05月27日
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要約者レビュー

「自社にとって正しい人材を採っている」。そう確信する経営者や人事担当者はどれだけいるだろうか。
2016年卒と2017年卒の選考開始時期が連続で変更されたことは記憶に新しいだろう。変化をチャンスととらえて優秀な人材を採用した中小・ベンチャー企業がある一方で、変化への対応に遅れ、期待をはるかに下回る採用に終わった大企業もあった。日本の採用活動は、まさに大きな変革のうねりにある。
著者は、科学的な観点から採用活動を分析し、「採用学」を打ち立てた第一人者だ。本書は、自社なりの新たな採用に挑戦しようとする経営者や人事担当者を対象に書かれている。日本の採用の現状や、世界の採用研究の知見、優秀な人材が集まる会社の特徴と事例、選抜で見極めるべきポイント、採用手法の変遷など、どれも採用に関わる方にとって必読の内容ばかりだ。
「コミュニケーション能力は重視するな」、「減点方式では、そこそこの人しか採れない」などと、採用の常識を鮮やかに斬っていく。実践的かつ目を見張る発見の数々に心躍るとともに、読み終わる頃には、優秀な人材を惹きつけ、見抜き、採用する「採用力」の本質が浮き彫りになり、踏み出すべき一歩が見えてくるのではないだろうか。
採用の課題を乗り越えようと心を砕く著者の使命感が随所からあふれ出た、読み応えのある一冊だ。慣習や主観を排し、科学的な手法に基づいて、採用と育成のつながりを重視すれば、自社にとって最適な人材を確保しやすくなる。ホットな採用の最前線にふれてみてほしい。 (松尾 美里)

著者情報

服部 泰宏 (はっとり やすひろ)
1980年、神奈川県生まれ。横浜国立大学大学院国際社会科学研究院准教授。神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程修了後、滋賀大学経済学部専任講師、准教授を経て、現在にいたる。日本企業の組織と個人の関わりあいや、経営学的な知識の普及の研究等に従事。2013年以降は特に「採用学」の確立に向けた研究・活動に力をそそぐ。主な著書に『日本企業の心理的契約――組織と従業員の見えざる約束』(白桃書房)がある。2010年に第26回組織学会高宮賞、2014年に人材育成学会論文賞を受賞。

評点(5点満点)

総合 (4.2)
革新性 (4.0)
明瞭性 (4.0)
応用性 (4.5)

本書の要点

  • 各企業の採用活動にとって最適な解を導き出すための「ロジック」と「エビデンス」を、科学的に体系化し、実践に活かせるようにするのが「採用学」の使命である。
  • 募集・選抜のフェーズでは、適切な情報をゆ...

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ジャンル
戦略, リーダーシップ・マネジメント, 人事
著者
ページ数
260ページ
出版社
新潮社
定価
1,404円
出版日
2016年05月27日
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新潮社
採用学 4.2 松尾 美里 2016-11-30
採用学 1404

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