経営者のためのリベラルアーツ入門

ジャンル
キャリア・スキル・自己啓発, リーダーシップ・マネジメント, 人文科学
著者
ページ数
237ページ
出版社
かんき出版
定価
1,620円
出版日
2016年03月03日
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要約者レビュー

ここ数年、日本でも「リベラルアーツ」という言葉が広く使われるようになってきた。リベラルアーツは日本語で「教養」と訳されるが、その起源は古代ギリシャ時代にさかのぼり、「人を自由にする学問」として長い歴史を持つものである。リベラルアーツを修めることが自由人として生きていくために必要だったという。
ではなぜ、今の時代にリベラルアーツが再び重要視されているのか。リベラルアーツの分野は多岐にわたるが、とりわけギリシャ哲学の教えを土台とする哲学から学ぶことができるのは、単なる知識ではなく、時代や国を超えた普遍的な真理である。それらを理解し、自分のものにできれば、難しい局面に直面しても、物事の本質を見抜き、正しい意思決定を下せるようになるという。
哲学者の教えを現代の生活に照らし合わせてみると、腑に落ちることも少なくない。例えば、カントは「日々の行動がルーティンになったほうが楽」と主張している。これは、時間管理の専門家が「毎日、同じ時間に同じことをするとスケジュール管理がうまくいく」とアドバイスしていることとも一致する。
哲学、文学と聞くと敷居が高く感じるかもしれないが、本書を読んでみると、それらは意外に自分の身近な出来事と関連していると同時に、経営者やリーダーが持つべき素養であることがわかるだろう。先人の遺した偉大な教えから、「いかに生きるべきか」を考えてみてはいかがだろうか。 (原 ユキミ)

著者情報

高橋 幸輝(たかはし こうき)
南カリフォルニア大学(USC)卒業。在学中シェイクスピアを中心とする英国文学、文芸批評理論、国際政治経済学、哲学などを修める。哲学ではプラトンを始めとする西洋哲学から現代思想まで幅広く学ぶ。2001年6月より「黎明の会」を主宰。毎月、政治・外交・経済・金融・経営・文化・医療など時節に合致したテーマについて、その分野の第一線で活躍されている方を講師に招き、膝詰めのディスカッションを行っている。09年より世界の名作を読む「文学サロン」を開催。現在、企業のM&A戦略・ブランド構築・経営戦略立案などをアドバイスする(株)インシィンク代表取締役。(社)大分県産業創造機構アドバイザーとして地域活性化政策への助言、香港生産力促進局(HKPC)で香港の経営者向けにブランディング研修を行うほか、10社近くの企業の役員や顧問を務めるなど精力的に活動している。著書に『モチベーション:ビジョンと時間の管理術』『できる人の人脈力のつくり方』(いずれも同友館)などがある。

評点(5点満点)

総合 (3.7)
革新性 (3.5)
明瞭性 (4.0)
応用性 (3.5)

本書の要点

  • 教養とは、人がよりよく生きるためのもの、「いかに生きるか」を問うものである。
  • 教養には「書物や言葉による教養」と「立ち...

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ジャンル
キャリア・スキル・自己啓発, リーダーシップ・マネジメント, 人文科学
著者
ページ数
237ページ
出版社
かんき出版
定価
1,620円
出版日
2016年03月03日
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かんき出版
経営者のためのリベラルアーツ入門 3.7 原 ユキミ 2016-11-30
経営者のためのリベラルアーツ入門 1620

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