機会発見

生活者起点で市場をつくる

ジャンル
戦略, マーケティング
著者
ページ数
256ページ
出版社
英治出版 出版社ページ
定価
2,052円
出版日
2016年09月25日
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要約者レビュー

これまでの枠組みを超えた発想をするためにはどうすればいいのか。
この普遍的な問いかけに対し、ここまで体系立てて解答を提示している書籍はけっして多くないだろう。著者は博報堂に勤めながら、これまで10年近くにわたって多くのプロジェクトに携わり、「いままでにない新しい製品・サービス・事業をつくるにはどうすればいいか?」を考えつづけてきた人物だ。
本書のタイトルにもなっている「機会発見」とは、その試行錯誤の末にたどり着いた、新しいモノを生み出すためのアプローチだ。そこでは「MECE」ではなく「枠外の視点」が、「定量情報」ではなく「定性情報」が、「分析」ではなく「統合」が重要視される。そして、人間理解とイノベーションをセットで捉え、生活者起点で市場をつくっていく。
従来、そうした能力は個人の思いつきや発想に依存するとされ、属人的で再現性が低いと見なされてきた。しかしたとえばアメリカのデザインスクールで、創造的な方法論の体系化が進んでいることからもわかるように、創造性は体系化して学習することが可能な、ひとつのれっきとした「能力」である。そして本書はその「能力」の性質を特定し、身につけるための方法を記した、きわめて質の高いマニュアルだ。ならば手にとらない理由はないだろう。何度も読みかえし、自らの血肉としていただきたい一冊である。 (石渡 翔)

著者情報

岩嵜 博論(いわさき ひろのり)
株式会社博報堂
博報堂イノベーションデザイン ディレクター
ブランド・イノベーションデザイン局 イノベーションデザイン部 部長
博報堂において国内外のマーケティング戦略立案やブランドプロジェクトに携わった後、近年は生活者起点のイノベーションプロジェクトをリードしている。専門は、新製品・サービス開発、新規事業開発、UX戦略、ブランド戦略、マーケティング戦略、エスノグラフィ調査、プロセスファシリテーション。
国際基督教大学(ICU)教養学部卒業後、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了、イリノイ工科大学 Institute of Design 修士過程修了。
共著に『アイデアキャンプ――創造する時代の働き方』(NTT出版)、『FABに何が可能か――「つくりながら生きる」21世紀の野生の思考』(フィルムアート社)などがある。

評点(5点満点)

総合 (4.0)
革新性 (3.5)
明瞭性 (4.5)
応用性 (4.0)

本書の要点

  • 機会発見とは、枠外の視点を探索し、見つけたものを統合・構造化することで、新たな市場の可能性を創出するためのアプローチだ。
  • 機会発見における「機会」とは、いわば製品...

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ジャンル
戦略, マーケティング
著者
ページ数
256ページ
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英治出版 出版社ページ
定価
2,052円
出版日
2016年09月25日
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英治出版 http://www.eijipress.co.jp/book/book.php?epcode=2229
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