事業内容
主な活動は経営と従業員(組合員)との橋渡しです。従業員の意見を聞いて経営に伝え、労働環境の改善を図っていくのがメインの業務となります。
それ以外にも、従業員に学びのための情報や場を提供しています。新しい気付きを得たり、コミュニティを広げて自己成長に繋げてもらったりすることが目的です。最近ですと、オンラインでの工場見学を企画しました。
その一環で、図書の貸し出しも行っております。組合には400冊の図書があり、自由に借りることができます。ところが、働き方も生活様式もどんどん変化し、本を読む時間が取れないという声もありました。そんな中で、flierはスキマ時間でも本のエッセンスを得られるところが魅力的でした。
選んだ理由
実はある従業員が、flierの立ち上げ期に、創業メンバーの一人からサービスの話を聞いたことがあったそうなんです。仕事が忙しくてインプットする時間がなかなか取れない中で、効率よくインプットするツールがないかという話をしたところ、flierを紹介していただいたそうです。
時が経ち、リカレント教育や学び直しという言葉が注目されるなど、銀行としても学ぶことをますます重要視する風潮になってきたところで、flierを思い出しました。
最終的にflierに決めた理由は、いくつかあります。スキマ時間で学べて、音声版も利用できる点。要約する本をしっかり選んでいる点。出版社や著者などの確認を経てコンテンツを掲載している点。中でも一番の理由は、「このサービスで本を売って儲けようというのではなく、本を読む習慣をたくさんの人に持ってもらいたい」とおっしゃっていた点です。このサービスならきちんとした学びを提供してくれるだろうと思い、導入を決めました。
導入の効果
社員のうち、利用を希望した人に提供していることもあり、積極的に利用している人が多くいます。flierが生活の一部になっていて、flierがないと一日が始まることも終わることもないと言っている社員もいるほどです(笑)。
その社員は、電車の待ち時間や移動時間にflierを読んでいるそうです。10~15分で読めるものが多いので、ちょうどいいんですよね。スキマ時間にflierを読むのが毎日の楽しみだと言っていました。
自動車通勤しているある社員は、要約を音声で聞けるのが便利だと言っていましたね。通勤に1時間かかるので、その時間を利用しているそうです。
お客様や上司と本の話になったときに、その場でflierをパッと開いて内容を確認できるタイムリーさがいいという声もありました。
おすすめの要約
『プロティアン 70歳まで第一線で働き続ける最強のキャリア資本術』(田中研之輔、日経BP)です。
プロティアン・キャリアとは、社会や環境の変化に応じて柔軟に変えていけるキャリアのことです。プロティアンは今のキャリア論の最前線なのですが、私はこの本を読んで、プロティアン・キャリア戦略塾に通い始めました。
変化が激しく、未来が予測しにくい時代なので、今後の自分のキャリアを考える際にぜひ読んでいただきたい一冊です。