事業内容
人材開発部で、採用や社員の教育・研修、社内の異動・配置転換、評価など、“人”に関わる業務を担当しています。経営層の声を現場に、現場の声を経営層に伝える役割を担っている部署です。
選んだ理由
全社員が自主的に、いつでもどこでも気軽に学べるサービスであるところが魅力的でした。ご提案をいただいて、直感で「これはいい」と感じて即、導入を決めました。日頃本を読む人はもちろん、読まない人でも気軽に始めることができて、全社員共通の学びの場を作ることができるサービスに、とても魅力を感じました。
たとえば研修だと、課題が出たりして、どうしても受講者の負担が多くなってしまいます。その点flierは、自分が好きな要約を選べるところがいいですね。全社員に提供できる点も決め手の一つとなり、これはぜひ導入したい! と感じました。
社内での取り組み
毎月、社内で多く読まれた要約のランキングと、要約を多く読んだ人のランキングを発表しています。このランキングは、社員もよく見てくれているようです。
上位にランキングした社員を見て、学びへの意欲を感じ、今まで知らなかった良い部分を知ることになったり、上位にランキングされた要約を他の人も読んでみるという広がりにもつながっています。
今後は、要約をたくさん読んでいる社員におすすめの本を紹介してもらう企画なども実施する予定です。
導入の効果
当社では、アウトプットのスキルを身につけるツールとして、また社員同士のコミュニケーションツールとして活用されています。
社員が自主的に学び、より深く知りたいと思った人は、本を購入して更に学んでくれると思いますし、学んだことをアウトプットする社員もいますので、自身のスキルアップにつながっていると思います。
また、自身が読んだ本を後輩に紹介したり、読んだ要約について学んだことを発表し合っているチームがあります。なぜその本を選んだのか、どんな感想を持ったかを共有し合うことで、お互いのことを知る良い機会につながっているようです。flierを活用することで、遊びのような感覚で「学び」や「コミュニケーション」にもつながっていますので有効なツールだと思います。
他に、「営業のネタに使える」「要約文に触れることでわかりやすい文章の構成を学べる」という意見もありました。
おすすめの要約
『ポジティブ心理学が1冊でわかる本』(イローナ・ボニウェル、国書刊行会)です。私はもともとポジティブなほうなので、書店で見かけたとしても、この本は手に取らなかったかもしれません。でも、要約だからこそ、普段手にとらない本を読んでみようと思い読んでみたら、これがとても良かったんです。
要約には、ポジティビティーとネガティビティーの割合の話しが書かれていたり、「幸福を増幅させる条件として有力なもののひとつは、社会的な人間関係である」「幸福になるためには、1日6~7時間は人と接する時間が必要」とありました。これは新型コロナウイルスの影響で在宅勤務になっている今、知ることができてよかった情報でした。職務上、リーダー研修や個別面談を行う機会もありますので、この要約から得た知識を伝えたりもしています。
私はもともと本を読む方なのですが、要約だと普段触れないようなジャンルの書籍でも気軽に読めるのが魅力ですね。その中でも、新たな発見があった
『ポジティブ心理学が1冊でわかる本』は、特に印象に残っている一冊です。