自ら学び成長する人材の育成のために導入

日本生命保険相互会社

業種:保険 / 従業員数:73,000人

日本生命保険相互会社
要点1 flierは、OFF-JTの一環となっている。
要点2 社員のおすすめの要約を「flier通信」に掲載し、読書を促進している。

お仕事内容を教えてください

人材開発部に所属し、「人財価値向上プロジェクト」というプロジェクトを担当しています。「一人ひとりが誇るべき"個"有の強みを持ち、生涯に亘り活躍し、日本生命グループを支える"逞しい人財"に成る」をコンセプトとしたプロジェクトです。

日本生命では人材育成を重視しており、自分が育つことがすなわち会社の成長につながるということを職員に感じてもらいたいと思っています。一例として、現場を担う課長層を「育てるボス=イクボス」と呼び、イクボスには単なる仕事のマネジメントだけでなく、所属員を育て、自身も成長していくための支援を行っております。

flierを知ったきっかけは何ですか?

今後、いわゆるOJTでスキルを身につけるだけでなく、OFF-JTで自らスキルを獲得することも重要になってきます。

そんななか、スキマ時間で利用でき、自分自身の興味・関心に合った情報を探せるサービスである点に惹かれて導入しました。

社内でflierを使ってもらうために、工夫していることはありますか?

利用者の読書促進を目的として、月に1回、flier通信を配信しています。また新規利用者獲得のため、年度始めに全職員が確認する掲示板へflierの案内を掲載しました。 社内のイントラネットへの掲載や全社向けへのメールマガジンの発信なども定期的に行っています。

また最近では、社内の公募制のイベントでも活用させていただきました。イノベーション風土の醸成を目的として、起業アイデアを募集したのですが、アイデアを探すときやアイデアをブラッシュアップしていくとき、手軽にいろいろな考え方に触れられるflierは、応募者の役に立ったようです。社内のイベントや企画に合わせた利用促進はとても有効だと感じました。

flierを導入して、社員の反応はいかがでしたか?

導入して数か月の段階で実施したアンケートでは、「スキマ時間で読めるので満足している」など、積極的に活用している様子がわかる回答が多く寄せられました。そのアンケートでおすすめの要約を回答してもらい、flier通信に掲載するなどといった工夫もしています。やはり同僚がおすすめしている本は気になるものですからね。

おもしろい意見としては、本の備忘録としてflierを利用している人もいました。過去に読んだ本に既読をつけておいて、あとあと自分で内容を確認したいときに見返せるようにしているようです。「ビジネス書以外の書籍の要約があるのもいい」という意見もありました。

おすすめの一冊を教えてください。

敢えてHR領域以外の本を挙げますね。『ドーナツを穴だけ残して食べる方法』(大阪大学ショセキカプロジェクト(編)、日経BP 日本経済新聞出版本部)です。

「ドーナツを穴だけ残して食べるには?」という問いに対して、工学、美学、数学、歴史学、人類学など、さまざまな分野のプロフェッショナルが独自の視点で回答している一冊です。単純にその回答を知るのもおもしろいのですが、分野によってまったく異なる回答を見て、自分自身も業界や会社の考えに染まっているのかもしれないと考えさせられました。
一方、プロフェッショナルとして考えていくということは、特定のものに良くも悪くも染まることなのかなという示唆も受けた本です。

ランキングや新着情報をもとに片っ端から要約を読んでいますが、普段自分が読まないようなジャンルの書籍を読むことができて、価値観が広がっていくのが楽しいです。

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