『個人力』では、「Transform(常にアップデートする)」の重要性についてふれています。この「アップデート」は、フライヤーが提案している、知的筋力を鍛えて、人生満足度を高めるための習慣、「ビジネスワークアウト」に近いと感じました。僕は「必ずこれをやる」というルーティン化はあまりしませんが、1つ意識していることがあります。それは、新しいものが入り込む「余白」をつくることです。
最近は、YouTube Liveや音声メディアVoicy「澤円の深夜の福音ラジオ」の配信、書籍の執筆、来年開設予定の武蔵野大学アントレプレナーシップ学部のプレ講義など、やりたいことがやれています。ただし、他者とのコミュニケーション前提の言語化されたインプットとアウトプットばかりでは、心が疲弊してしまうんです。そこで気晴らしにピアノを弾いたり、音楽を聴いたり、詩にふれたりするようにしています。
いま考えているのは海の見える場所への半移住です。海も山も見える地で、ゆっくり釣りをしたいなと。仕事の生産性は下がるかもしれないけれど、人生を意味あるものにするために、余白となる時間を意識的にとりたいですね。