ビジネスワークアウト
自分にとって「〇〇」となる本を見つける
篠田真貴子
PEOPLE
エール株式会社取締役
篠田真貴子
1968年東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒、米ペンシルバニア大ウォートン校MBA、ジョンズ・ホプキンス大国際関係論修士。日本長期信用銀行、マッキンゼー、ノバルティス、ネスレを経て、2008年10月にほぼ日(旧・東京糸井重里事務所)に入社。取締役CFOを務める。2018年11月に退任し、1年3カ月のジョブレス期間を経て、2020年3月からベンチャーのエール株式会社取締役に。家族は夫と長男(高2)、長女(中1)。趣味は料理。
私が常々大事にしているのが、インプットとアウトプットのバランスです。人に会うときも、第一声で「私、最近インプット過多なの」と話してしまうくらい(笑)。本を読んで終わりというインプットだけでは、なかなか学びにつながらない。人に伝わるように、自分の気づきを整理して言語化するというアウトプットを大事にしています。アウトプットの時間は自分で設定しないと後回しになりがち。だから今後は、「書く」時間をちゃんとスケジュールに入れていきたいと思っています。

あとは、色々な本にふれて数カ月後くらいに、「この本は、判断する際の拠りどころにしているな」という本がだんだんわかってきます。その本からの学びを、いかに折にふれて思い出し、実践に移せているか。これによって、「自分にとって糧になる本」を見出すことができます。
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