要約の達人が選ぶ、2月のイチオシ!

今年の1月からはじまりました「今月の編集部イチオシ」。

このコーナーではフライヤー社員がそれぞれ、「今月紹介した要約のなかでもっとも誰かに推したい1冊」を挙げ、思うままに推薦していきます。

第2回となる今回は、弊社CEOである大賀も加わり、5名分の推薦本が並びました。

皆様の書籍選びの一助となれば幸いです。

気になる書籍がありましたら、ぜひまずは要約から!

石渡翔
編集部石渡翔のイチオシ詳細
人生100年時代の国家戦略
人生100年時代の国家戦略
著者
藤沢烈
出版社
東洋経済新報社

一昨年に出版された『ライフ・シフト』(要約公開中)は、これから訪れる「100年時代」をどう生きるのかを説き、ベストセラーになりました。日本では2007年生まれの50%が、107歳まで生きると言われています。100歳まで生きることが普通になっていくと、キャリアパスのあり方は当然変わるでしょうし、それに伴って社会制度にも変革が求められるでしょう。

迫りくる転換期に向けて、いまの政治家たちはどのように動き出しているのか。その活動の一端をまとめたのがこちらです。
小泉進次郎氏を筆頭とした若手議員たちの、リアルな想いややりとりが見えてくる、すばらしいレポートに仕上がっています。

「政局」ではなくこれからの「政治」を語るために。
日本の将来を考えるうえで、ぜひお読みいただきたい一冊です。

なお著者の藤沢烈氏には、インタビュー(小泉進次郎「こども保険」の舞台裏)も行なっております。こちらも合わせてご覧くださいませ!

熊倉沙希子
編集部熊倉沙希子のイチオシ詳細
Connect
Connect
著者
John Browne Robin Nuttall Tommy Stadlen
出版社
PublicAffairs

とつぜんですが、みなさんの尊敬する経営者はだれですか? 松下幸之助さん? 本田宗一郎さん? はたまた稲森和夫さん?

本書の中心的な著者、ジョン・ブラウン氏は、まさしくそうした名経営者の系譜に連なる、大手エネルギー企業、BP(ブリティッシュ・ペトロリアム)社元CEOです。2007年までの12年間にわたってBP社を率い、同社の黄金時代を築いたといわれます。在職中には、アメリカの投資週刊誌Barron’ sで、「世界で最も尊敬されるCEO」首位に選出されたこともあります。

本書は、「社会と調和し、共に繁栄していくのがビジネスだ」と訴えます。そして、そのために、ステークホルダーはもちろん、政府やNGO、地球環境とも密接につながる(表題“Connect”の由来です)企業の在りかたを提案しています。「企業の社会的責任(CSR)」という言葉もありますが、この提案はそれを越える挑戦なのだという位置づけです。

世界の有名企業のとにかく豊富な事例も勉強になりますが、何より心動かされるのは、本書を支える高潔な志。読後、自然と目線が引き上げられる一冊です!

松尾美里
編集部松尾美里のイチオシ詳細
40歳を過ぎて最高の成果を出せる「疲れない体」と「折れない心」のつくり方
40歳を過ぎて最高の成果を出せる「疲れない体」と「折れない心」のつくり方
著者
葛西紀明
出版社
東洋経済新報社

40歳を過ぎてなおスキージャンプ界の最前線で活躍し、平昌オリンピックにも出場した「レジェンド」こと葛西紀明さん。本書の表紙を見た瞬間「これって葛西さんだからできるスパルタな方法ばかりなんじゃ……」という思いがよぎりました。が、1章を読んだ時点で、そんな先入観はどこへやら。姿勢を正す、下半身を強化する、食べ方を変える……。しかもそのトレーニング方法も図解でわかりやすい! 「これなら私も始められる。しかも今から!」と、思わず本を片手にスクワットの体勢になっていました。

本書の魅力はもう1つあります。それは、葛西さんが豊かな社会関係資本(ソーシャルキャピタル)を築かれているのが、伝わってくること。例えば、合宿中に若い選手たちの笑いをとって場を和ませているというエピソードや、ご家族や仲間をはじめ、周囲の人を大事にしている場面がいくつも登場します。
心と身体という健康資本だけでなく、サポートし合う強い絆という社会関係資本もじっくり育てているからこそ、最強の心と身体を維持できているのかなぁ、と想像し、胸が熱くなりました。心と体、そして人との関係性の『ライフ・シフト』を生み出すイチオシ作品です!

井手琢人
プロモーションマネージャー井手琢人のイチオシ詳細
最高の飲み方
最高の飲み方
著者
葉石かおり 浅部伸一(監修)
出版社
日経BP社

タイトルを見た瞬間、「そうだ、お医者さんにもお酒好きな人っているんだよね」と思った。“酒好き医師が教える”とは何ともこちらに歩み寄ってくれた嬉しいタイトルだ。案の定ではあるが、忘年会・新年会シーズンからバカ売れしている本。
「飲むな」という本ではなく、どうやったら体を壊さずに美味しくお酒が飲めるかが書いているので非常にありがたい。唐揚げを食ってもいいんだ! お通しに出てくる謎の生キャベツにはこういう効果があるのか! など発見がたくさん。
今日は、今まで惰性で食べていた生キャベツを多めに摂取することにする。

大賀康史
CEO大賀康史のイチオシ詳細
モチベーション革命
モチベーション革命
著者
尾原和啓
出版社
幻冬舎

団塊世代以上の人は「お金を稼ぎたい」「いいクルマを買いたい」という欲望への飢餓感があったのに対し、今の若い世代は生まれた時から「ないもの」がなく、「乾けない世代」なのだという。私は若い世代という言葉に当てはまらない程度の年にはなったが、たぶんその世代と同様に自分にも強烈な飢餓感はなく、もっと違ったモチベーションの源が必要だ。

私自身は社会人になってしばらくして、「知的好奇心が満たされること」「チームの一体感が得られること」「社会的な意義があること」の3つが満たされるとき、幸せを感じる生き物だと認識した。これに気づけたことはすごいのではないかと少し勘違いもしていた。でも本書には人は、達成、快楽、没頭、良好な人間関係、意味合い、の5つから幸せが得られるという説が紹介されていた。私も例外ではなかった。私のモチベーションの源は5つのうちの後半の3つに当てはまっていたのか。

この本は、出世や成功を目指すことに縛られた社会の仕組みに適合できない人にとって、自分のモチベーションの源を見つめなおす素晴らしい機会になる。本書の最後には、これからは自分だけの「好き」、「歪み」、「世界の見方」こそが価値になるとまとめられている。人との違いが価値になるなんて、なんと魅力的な未来なのだろう。

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文責:石渡 翔 (2018/02/28)
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