
みなさんは読書は好きですか? 本当は苦手だけれど、勉強や仕事のために読んでいるという方もいるかもしれません。
実は本には適切な読み方があります。読み方を工夫すれば、速く読めるようになるだけでなく、内容も簡単には忘れなくなるのです。もしかすると、読書が苦手な人は、まだ自分に合う読み方に出会えていないだけかもしれません。
この記事では、本の要約を手がけるフライヤー編集部が「速く読めて忘れない本の読み方」のヒントをお伝えします。
ライター・フライヤー編集部
本を1冊読むのは、読書好きな人にとっては簡単なことでしょう。一方、読書が苦手だったり多忙すぎたりする人のなかには「1冊読むのに時間がかかってしまう」「本を読んでもその内容を覚えられない」という悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
実は、本がすらすら読める人の多くは「自分に合った本の読み方」を知っています。適切な本の読み方を知っている人は速く読めて内容も頭に入りやすい一方、本の読み方を知らないと、文章を追うのに時間がかかり、読んだ内容も定着しにくく、ますます本から遠ざかってしまいがちです。
「じゃあ、早く『正しい本の読み方』を教えて!」と思う人もいるかもしれません。
ここでお伝えしておきたいのは、「本の読み方に正解はない」ということです。適切な本の読み方は、シーンや目的によって異なります。人それぞれの好みもあるでしょう。
それゆえこの記事では、「誰でも、どんなときでも使える正しい本の読み方」ではなく「速く読めて忘れないことを目的とした本の読み方のコツ」をお伝えしていきます。一度試してみて、自分なりのアレンジを加えていただけたら幸いです。
それではさっそく、速く読めて忘れない本の読み方のコツをお伝えしていきます。娯楽としての読書というより、ビジネス書や実用書を読むシーンを想定しながら読み進めてください。
本の読み方のコツの1つ目は、最初に「本を読む目的」を整理することです。
「本を読む目的を」といわれると身構えてしまう人もいるかもしれませんが、簡単に考えてかまいません。「残業をなくしたい」「新入社員との雑談を盛り上げたい」「ダイエットのヒントがほしい」「腸活に挑戦してみたい」など、本を読む目的を大まかに言語化してみましょう。
目的がはっきりしていると、1冊の本を「じっくり読むパート」と「さらさらっと目を通すパート」に分けやすくなり、速く読むことができます。
読書に時間がかかる人は、文章を一言一句すべて読もうとしている真面目な人なのかもしれません。もちろん、1冊の本とじっくり向き合うのはすばらしいことです。
ただ、それで読書が嫌になってしまっては本末転倒。目的を明確にした後は、肩の力を抜いて読むことを心がけてみましょう。
本の読み方のコツの2つ目は、目的に合った本を選ぶことです。
選び方はとてもシンプル、書店などでパラパラとページをめくり、自分の目的や好みに合いそうなものを探すだけです。「目次を見て、気になる見出しが2つ以上あったら買う」などとマイルールを決めるのもいいでしょう。
見出しには、その項目の内容が簡潔にまとめられているため、本の内容を大まかに把握するのに役立ちます。「読みたい」「知りたい」と思える見出しが多ければ多いほど、その本はあなたの目的や好みに合っていることを意味します。同じテーマでも、本によって内容や書きぶりは異なるため、何冊かの本を比較検討することをおすすめします。
なお、本気で学びたいジャンルがある場合は、評判のいい本を何冊か購入して、初心者向けのものから順に読み、全体感をつかむことをおすすめします。「何冊も読むなんて、時間がかかりそう」と思われるかもしれませんが、最初に全体像を把握することで、その後の学習が効率的に進むはずです。
次はいよいよ、実際の本の読み方に入ります。本の読み方のコツの3つ目は、本を読み始める前に表紙と目次に目を通すことです。
本の表紙には著者の伝えたい情報が詰まっています。帯のキャッチコピーにも要点が端的にまとめられていることが多いため、見逃さないようにしましょう。このキャッチコピーにより「読みたい!」というモチベーションが高まるはずです。
目次を見てみると、その本の構成を大まかに把握できます。本の構成を把握しておくだけで、その本がぐっと読みやすくなり、「速く読めて忘れない」につながるでしょう。
本の読み方のコツの4つ目は、表紙と目次に目を通した後、パラパラと最後までページをめくってみることです。
このときは、一行一行、文字を目で追う必要はありません。「気になるキーワードはあるかな?」というくらいの気持ちで十分です。この手順を挟んでおくだけで、のちほどじっくり読む際のハードルが大きく下がります。
本の読み方のコツの5つ目は、要約を読むことです。
本を速く読んで内容を理解したいなら、本を読む前に要約を読んでみましょう。私たちが運営している本の要約サービス「flier」では、ビジネス書や実用書、教養書のエッセンスを4,000字程度でまとめています。
事前に要約を読んでおくことで、本の内容が頭に入り、難解な本やボリュームのある本もぐっととっつきやすくなります。場合によっては、要約を読んだ上で、「本のどのパートを重点的に読むか」を決めてみてもいいでしょう。
なお、本を読んだ後に「復習」として要約を読むのもおすすめです。
目次を読んだり、パラパラと最後までページをめくったりした後は、いよいよ冒頭から読んでいきましょう。
ここでのコツは、マーカーを引いたり、ドッグイヤーをしたり、メモを取ったりしながら読み進めることです。「大事な箇所にはマーカーを引くぞ!」「探していたキーワードを見つけたらメモを取ろう」と決めておくことで、本に対する集中度がアップするためです。
本の読み方のコツの7つ目は、本を読んで終わりにするのではなく、アウトプットをすることです。
本を速く読んで忘れないようにするには、アウトプットが欠かせません。本を読んだ後、感想や印象に残った点、疑問点などをアウトプットすると、内容の定着度が上がります。イメージとしては、頭の中だけで考えるのではなく紙などに書き出して整理する感じです。
しっかりと記録に残したいなら「書く」のがおすすめです。手書きでもスマホやPCでもかまいません。自分だけのメモにしても、SNSやブログにアップしてもいいでしょう。とにかく書き出してみましょう。
考えを文字にしようとすると、必然的に本の内容を頭の中で整理しなければならなくなります。情報を整理する行為そのものが、本の内容を定着させることにつながるのです。また、アウトプット前提で読むと、読書の質が上がり、「忘れない」ことにもつながるでしょう。
アウトプットとしては「話す」も有効です。「こんな本を読んだんだ」と、家族や友人、同僚に軽くシェアしてみましょう。「それってどうなの?」「このテーマについても書かれていた?」などと質問をもらったり、意見交換したりすることにより、本に書かれていた知識の理解度や定着度がアップします。
なお、理解できなかった点はアウトプットの際に調べておくと、良質なインプットとなります。インプットとアウトプットを繰り返して、知識をつけていきましょう。
「どんな本を選んでいいかわからない」「本を読む時間が取れない」「効率よくたくさんの本を読んで知識を得たい」「どんな本を選んでいいかわからない」という方は、1冊10分で読める本の要約サービス「flier(フライヤー)」を活用し、スキマ時間にインプットしてみてはいかがでしょうか。
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