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どんな夢も叶える、魔法の「勉強法」

どんな夢も叶える、魔法の「勉強法」

「5つの仕組み」でラクに楽しく結果を出そう!

イチオシの本

「今の環境でうまくいっていない」「上司や同僚、友人に不満がある」「マウントを取られることが多く、辛い」――。もし、あなたがこのような環境に身を置き苦しんでいるのなら、「勉強」でステップアップするチャンスです。 本稿では、「偏差値30台」から独自の勉強法で東京大学に合格した石黒由華さんが、著書『夢を先送りしない勉強法』(技術評論社)より、ラクに楽しく結果を出すための「仕組み」を解説します。

ライター・石黒由華

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勉強は、「夢を先送りしない」ための唯一無二の方法

あなたは今、夢や目標を持っていますか? もしあるなら、それはどんなものでしょうか?そして、それを達成するために何をしていますか?

多くの人が、夢や目標があってもそれを実現できずにいるのは、その夢や目標が漠然としていること、「今は仕事が忙しいから」「このプロジェクトが終わるまでは時間がないから」などと言い訳をして、具体的な行動を起こさないからです。

私は「勉強」を通じて、これまで多くの夢を叶えてきました。

なぜ「勉強」なのか? それは、「勉強」は実力やコネがなくても、「方法」さえまちがえなければ必ず結果が出る分野であり、「夢を先送りしない」ための唯一無二の方法だからです。

mapo/gettyimages

「東大に合格したい」

「大好きなことを仕事にしたい」

「最高の人間関係に恵まれたい」

このような自分には無理だと思っていた夢を、私は「5つの仕組み」を駆使し、「勉強」を糸口に小さな成功体験を重ねていくことで、1つ1つ実現していくことができました。

ラクに楽しく結果を出せる「5つの仕組み」

「5つの仕組み」とは……

(1)「2×2の4マス表」で、最高の夢や目標が見つかる「目標設定」の仕組み

(2)「ノートに書くだけ」で、魔法のようにやりたかったことを実現できる「目標達成」の仕組み

(3)「ちょっとした手順と裏技」で、知識がどんどん頭に入り、最速で結果が出せるようになる「インプット&記憶」の仕組み

(4)「ほんの少しの工夫」で、勉強時間を最大化できる「時間活用」の仕組み

(5)「楽しくやるだけ」で、びっくりするほど英語がペラペラになる「英語学習」の仕組み

上記の「5つの仕組み」の特徴は、「どうすれば、ラクに楽しく結果が出せるか?」に重点を置いているところです。

学級崩壊しているクラスで「偏差値30台」だった私は、勉強も努力も苦手でした。そこで、夢を叶えるために約20 年間、勉強の成果を飛躍的に高める方法を研究し、編み出したのが5つの仕組みです。

ここからは、(1)の「目標設定」の仕組みから、なりたい自分に近づく「目標設定の仕方」をご紹介します。

「叶えたいこと」をリストアップする ― 他人の評価のために自分の心に嘘をつかない

まず、自分が心の底から「やりたいこと」「できるようになりたいこと」を、思いつくままに書き出していきましょう。大きなことでも小さなことでもかまいません。ただ、「幸せになる」「英語ができるようになる」といった漠然としたものではなく、「海外部門に異動する」「TOEIC900点以上を取得する」など、具体的に書いてみてください。

特に重要なのは、「周囲が喜ぶから」という理由だけではなく、自分の思いを大切にすることです。

kyonntra/gettyimages

「正直興味がまったく湧かないけれど、まわりがやっているから学んでみる」「人から勧められたから仕方なく学ぶ」「安心したいから、嫌々だけど学ぶ」という動機で目標を立てるのはおすすめしません。

他人の評価のために自分の心に嘘をつくような目標は、目標達成に至るまでのモチベーションの維持が難しく、挫折しやすいですし、長い目で見ると、達成する意義が薄いからです。

また、達成した後も、その分野に本気で興味のある人たちとの競争に勝てず、自分の価値を上げづらいというデメリットもあります。

時間・費用・実力は一度忘れて、「理想の自分」を言葉にしよう

仕事かプライベートか、本当に実現できるのかなど、時間・費用・実力のことは一度忘れてしまってかまいません。実現可能性や優先順位はあとで考えればいいのです。

まずは、自分の才能や情熱を発揮できること、自分の存在意義や使命感を感じられることをリストアップしましょう。楽しくてたまらないもの、興味をそそられるものを、ためらわずに言葉にしてみるのです。

【例】

● 現在の勤務先で経営企画部門に異動したい

● 昇進したい、年収アップしたい

● Excel のスキルを伸ばし、資格も取得したい(MOS、VBA エキスパートなど)

● プログラミングスキルを伸ばしたい(まずはR言語かPythonを使えるようになり、データ分析による会社の売上アップに貢献したい)

● プレゼン資料の作成スキルを磨きたい

● 海外部門に異動したい

● 英語で電話対応やプレゼンができるようになりたい

● 英文メールを、日本語メールで同じくらいのスピードで書けるようになりたい

● TOEICで900点以上を取得したい

● コンサルやシンクタンクで社会政策の専門家として働きたい

● 海外に留学したい(シンガポール国立大、アイビーリーグ、オックスブリッジなど)

● 今年こそ海外旅行に行きたい(ニューヨーク、ロンドン、パリ)

● 引き締まった体づくりをしたい(週1 回ジムやヨガスタジオに通う。ダイエット本を読む)

shih-wei/gettyimages

本気で目指したい「ロールモデル」をリストアップする

ですが、単純に自分のやりたいことをリストアップするだけでは、具体的な目標に気づけないことがあります。たとえば、「英語ができるようになりたい」とひと口に言っても、

● リーディングなのか、リスニングなのか、スピーキングなのか、ライティングなのか?

● どのような場面で英語が使えるということなのか?

● どのくらいのレベルでできることなのか?

など、さまざまな要素があります。

そこで効果的なのが、ロールモデルを見つけ、その人の具体的な成果をリストアップすることです。すると、自分の将来像が今よりも具体的に想像しやすくなり、目標達成に向けた計画も立てやすくなります。

キラキラと輝くロールモデルの存在は、自分の目標に対する確信を与えてくれます。さらに「こうなりたい!」と思える存在が可視化されることで目標への意識が高まり、努力する力が湧いてきます。ロールモデルは、目標達成の支えとなってくれる存在なのです。

ロールモデルを見つける方法には、「身近な人から見つける方法」と「著名人から見つける方法」があります。

受験勉強や資格試験の勉強に取り組みたい方々には、合格体験記を読むこともおすすめします。

たとえば、東大受験を目指していたときに、私がロールモデルにしていたのは、『東大理Ⅲ―天才たちのメッセージ』(データハウス)に掲載されている東大理Ⅲ(東大医学部)の合格者たちです。彼らの勉強法や受験生活の送り方はとても参考になりましたし、将来への情熱や芯の通った思考法には刺激を受け、受験生活のお供となってくれました。

west/gettyimages

理想の実現に役立つ「資格試験」をリストアップする

目標はズバリ、「資格」に置き換えてしまうと便利です。今の時代、「目標あるところに資格あり」と言えるほど、たいていの目標には対応する資格が存在します。たとえば……

● ビジネス英語のスキルを伸ばしたい

→ TOEICテスト

● Excelのスキルを伸ばしたい

→ MOS、VBAエキスパート

● ITのスペシャリストになりたい

→ 基本情報技術者、応用情報技術者、ITストラテジスト

● コンサルティング業界に転職したい

→ 中小企業診断士資格、大学院のMBAコース

● マスコミ業界に転職したい

→ 東京大学大学院情報学環・学際情報学府、慶應義塾大学大学院法学研究科ジャーナリズム専修、早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコースなど

● 公共政策に関わる仕事がしたい

→ 東京大学公共政策大学院など

● スポーツビジネスに関わりたい

→ 早稲田大学大学院スポーツ科学研究科など

● 周囲に一目置かれる教養を身につけたい

→ 世界遺産検定や美術検定など教養系資格

資格には多くのメリットがあります。

― 専門知識・スキルをもっていることを証明してくれる

合格したら、社内でアピールすることもできますし、履歴書にも書けます。就職や転職、独立や開業に有利になりやすいです。

― 漠然と勉強するよりも、効率的に知識を身につけられる

資格なら、知識を身につけるための教材(テキストや問題集)が豊富にあるため、最短距離で知識を身につけられます。そのうえ、難易度が明確で、勉強もしやすいです。

たとえば、英語検定や簿記検定などの検定試験が1 級~4 級まで難易度別の試験が用意されているように、自分の実力にあったレベルから始め、段階的にレベルアップしていくことも可能です。

私自身、どのように伸ばしたらいいのかわからなかったスキルを、資格を活用することで、着実に伸ばしていきました。資格は、目標達成のための最高の手段なのです。

「5つの仕組み」を使えば、本当に叶えたい夢に一歩近づけるはずです。

夢を先送りしない勉強法
夢を先送りしない勉強法
石黒由華
技術評論社
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著者
石黒由華
出版社
技術評論社
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石黒由華(いしぐろ ゆか)

東京大学卒業。学生時代から20年以上勉強法を研究し、「だれでも、どんなに時間がなくても結果の出る勉強法」を考案。勉強でさまざまな夢を叶える。

高校時代は、学級崩壊しているクラスで「偏差値30台」だったところから、独自の勉強法を確立し、早慶上智、さらに東大に逆転合格。大学では教育学を学ぶ傍ら、大学受験雑誌のライター、全国模試の採点アルバイトを経験し、「結果の出る勉強法」をさらに深く研究。天才・秀才たちの集まる東大を「トップクラスの成績」で卒業。卒業後は、約500倍の倍率を突破し、マスコミ企業に就職。

その後も、限られた時間の中で仕事と勉強を両立、英語・IT・会計など8つの資格を「独学」で取得し、昇進やキャリアアップを果たす。中でも、英語では「TOEIC950点超」を取得したほか、留学経験ゼロで自己紹介もできなかったところから「Google社員レベル」と評価されるほどペラペラに話せるまでにレベルアップ。

結婚・出産後も、なかなか寝てくれない0歳児の子育てで自分の時間がほとんど作れない中で、「約半年で」東大大学院に合格。

趣味は、旅行、美術鑑賞、美容。世界遺産検定、美術検定、化粧品検定などを取得。大好きな趣味を楽しみ、充実したプライベートを過ごす。

公開日:2024/11/05