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「リアルドラゴン桜請負人」が教える“勉強モチベ”の上げ方
環境を整えることから始めよう!

ライター画像
西岡壱誠
「リアルドラゴン桜請負人」が教える“勉強モチベ”の上げ方

受験や大事なテストの前に限って「勉強する気が起きない」「つい他のことに目がいってしまう」ということはないですか? 本記事では『東大モチベーション 勉強のやる気がすぐ起きて→ずっと続く方法 3つのステップで、「なかなか勉強が続かない」が、100%続くに変わる!』(かんき出版)の著者で、ドラマ「ドラゴン桜」の脚本監修を担当した西岡壱誠さんが「やる気スイッチ」の入れ方を伝授します。

「勉強のモチベーション」は自分で上げるしかない

僕は「リアルドラゴン桜請負人」です。

漫画「ドラゴン桜」のように、偏差値の低いところから偏差値を一気に上げて合格したい!という受験生に指導をして、成績が上がるようにコーチングをしていく仕事をしています。

そんな僕のところには、毎日いろんな受験生からの問い合わせが来ています。その中で、一番数が多い質問であり、一番回答に困るのが、次の質問です。

「勉強のモチベーションが上がらないので、なんとか上げてもらえませんか?」

なんて無茶なことを言うんだ! と思いますよね。

「やる気スイッチ」という表現がありますよね。電気のon/offと同じように、スイッチがあって、そのスイッチを押せばやる気が一気に出る!というものです。

でもそんなものはどこにもついていなくて、自分の心の中で押すしかありません。それなのに「勉強のモチベを上げて!」というのは、無理難題だと言っていいでしょう。

izusek/gettyimages

ですが、ここで諦めたら「リアルドラゴン桜請負人」の名が廃ります。ですから僕はよく、この質問に対してこんな風に言うんです。
 「机を片付けろ」と。

勉強を阻害する要因を取り除く

なぜ、机を片付けるといいのか?

あまり知られていないかもしれませんが、机の上が汚い状態だと、勉強のやる気はなかなか出ません。偏差値が低くて成績が上がらないと嘆いている学生ほど、机の上に勉強と関係のないものが置いてあって、勉強しようと思っても、いつの間にかゲームをしてしまったり漫画を読んでしまったりするのです。

また、もしゲームで遊んでいなかったとしても、漫画を読んでいなかったとしても、勉強の効率は下がります。「誘惑が隣にある状態で、誘惑に気を取られながら勉強しているとき」と、「なんの誘惑もない状態で集中できるとき」とでは、勉強の効果は大きく変わってくるのです。ですから、まずは机の上から勉強を阻害する要因を取り除く必要があります。

机の上のゲームや漫画を取り除き、スマホを遠ざけて、そして本やプリントを整理します。

書類などをぐちゃぐちゃと積み上げるのではなく、ファイルに入れて管理したり、思い切って電子化して捨ててしまったりするのもいいでしょう。とにかく机の上から勉強を阻害する要因を全て取り除くのです。

勉強したくなるものを置く

逆に、「何も置いていない机」では集中力が下がります。文房具も参考書も本もプリントも何もない、無機質な机は「勉強しよう」という意欲が減ってしまいます。

PeopleImages/gettyimages

例えば、自分の好きな参考書や、ちょっと気分の上がる勉強グッズを置いておくのです。かっこいい文房具でもいいですし、名言が載ったカレンダーでもいいでしょう。スタディタイマーのように勉強の時間を測ってくれるグッズもおすすめです。

勉強のポスターでもいいですし、自分で「一日4時間勉強!」みたいなことを書いて貼っておくだけでも変わります。とにかく勉強したくなるように、自分の机を改造していくわけです。

そもそも家で勉強するな!

さて、このように机を綺麗にすると勉強できるようになるわけですが、たまに「それでも勉強できない」と言ってくる子がいます。「机をきれいにしたのに勉強ができない……そんな時にはどうすればいいですか?」と。

僕はそれに対しては、「もう、家では勉強するな」と言います。

自習室でもいいですし、家の外のカフェでもいいです。とにかく人の目があって、勉強せざるを得ない状況に自分の身を置くのです。

Thurtell/gettyimages

人間は、誰かが見ているとサボれなくなります。東大生は、小学生の時は家のリビングで勉強する場合が多いというアンケート結果がありますが、それは小学生のように自制心が弱いうちは、家ではなく親が見ている環境の方が勉強を継続できるということを表しています。

家族でもクラスメイトでも赤の他人でもいいので、人が見ている環境にわざと身を置くことで、勉強の効果は上がっていくわけですね。

さて、いろんな話をしてきましたが、このように「勉強のモチベーションが湧かない!」という人はあまりにも多いと思います。結局、いい参考書を買ってもいい先生がいても、モチベーションがないと成績は上がらないんですよね。

僕の著書『東大モチベーション』では、今回ご紹介したようなことも含めて、いろんな「モチベーションを上げるテクニック」を紹介しています。「モチベが上がらない!」という人には参考になるはずなので、ぜひ皆さん試してみてください!

東大モチベーション 勉強のやる気がすぐ起きて→ずっと続く方法 3つのステップで、「なかなか勉強が続かない」が、100%続くに変わる!
東大モチベーション 勉強のやる気がすぐ起きて→ずっと続く方法 3つのステップで、「なかなか勉強が続かない」が、100%続くに変わる!
西岡壱誠
かんき出版
本の購入はこちら
東大モチベーション 勉強のやる気がすぐ起きて→ずっと続く方法 3つのステップで、「なかなか勉強が続かない」が、100%続くに変わる!
東大モチベーション 勉強のやる気がすぐ起きて→ずっと続く方法 3つのステップで、「なかなか勉強が続かない」が、100%続くに変わる!
著者
西岡壱誠
出版社
かんき出版
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西岡壱誠(にしおか いっせい)

1996年生まれ。株式会社カルペ・ディエム代表。

偏差値35から東大をめざすも、現役で不合格、一浪で不合格と、2年連続で不合格。後がない状況に置かれたことで、これまでの勉強法を見直した結果、偏差値70、東大模試で全国4位になり、見事、東大合格を果たす。

東大に合格した勉強のしかたや、やる気を起こしてキープするノウハウなどを、全国の学生や学校の教員に伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。現在、全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教員向けに指導法のコンサルティングを行っている。YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1.2万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。

著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも、東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラー。『偏差値35から東大に合格してわかった 頭がいい人は○○が違う』(日経BP)他多数。

公開日:2024/01/22