ビジネスマンを力強く導く1冊 『世界基準の働き方』
【さわや書店のイチオシ】

さわや書店

私が現在の書店で働き始めた若い頃。 当時の店長は、今でいうカリスマ書店員の先駆けで、偉大な存在でした。 いつも自信に満ち溢れ、強烈なリーダーシップを発揮するその姿を、私も含め他のスタッフは尊敬していたものです。
そんな店長に、「なぜ、いつもそんなに強気でいられるのですか。」と聞いたことがあります。
その答えが「リーダーが不安になると、ついてくる部下も不安になるもの。部下を導くためにも、リーダーはいつも強気でいなくてはならないと考えている。」
そんな店長の言葉が真っ先に頭に甦ってきたのが、本書『世界基準の働き方』(高岡浩三著・PHP研究所刊)。

世界基準の働き方
世界基準の働き方
著者
高岡浩三
出版社
PHP研究所

「~私は今こうして経営トップを任せられている。それはなぜかと言えば、会社から期待される以上の成果を出し続けてきたからだ。社長に就任する前も、新人時代から約30年に渡って個人の目標を達成し続けてきた。会社に与えられたターゲットを割ったことは一度もない。」
と、自身に満ち溢れた記述で始める著者は、ネスレ日本・代表取締役社長兼CEO。 初めての生え抜きの日本人社長に就任したその経緯や、「キットカット受験生応援キャンペーン」、「ネスカフェ アンバサダー」といった企画の成功体験から導かれる言葉は力強く、読者をぐいぐい引っ張っていきます。

ところで昨今、ビジネス書の売り場に元気がない、という声を多々耳にします。
例えば、働き方の急激な変化に、ビジネス書のノウハウが対応仕切れてない面もあるのかも知れません。 しかし、私はそれ以上に、ビジネスマンを力強く導く著者が、少なくなってきたことが原因のような気がしています。 そんな中において、高岡氏は、ビジネスを通じて生き方を示すことが出来る数少ない著者のひとり。
ぜひ、本書で本物のビジネスマンの教えを味わってみて下さい。

公開日:2017/06/30
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