
シリコンバレーを起点にムーブメントを巻き起こし、世界で100万部のベストセラーとなった『リーン・スタートアップ』。著者エリック・リース氏が放つ待望の新著『スタートアップ・ウェイ』の日本版が5月末に発売されます(いずれも日経BP社)。
5月18日(金)、日本語版の発売に先駆けて、日経BP社出版局主催で『スタートアップ・ウェイ』を読む読書会が開催されました。読書会というと、「事前に課題図書を読み込んで参加」というイメージがあるかもしれません。ですが、今回の読書会がとるのは、未来型読書法アクティブ・ブック・ダイアローグ®(Active Book Dialogue 以下、ABD)という読書法。他の読書会とは一味も二味も違ったABDの魅力とは? 読書会の体験レポートをお届けします。
まずは、『スタートアップ・ウェイ』の編集を手掛けた、日経BP社の中川ヒロミさんが、本書の魅力を紹介。『リーン・スタートアップ』『スタートアップ・ウェイ』の翻訳者、井口耕二さんもスペシャルゲストとして登場しました。



















これまで、イチオシの本の魅力をプレゼンし、どれが良かったかを競い合う「ビブリオバトル」や、おすすめの本を持ち寄り、対話形式で魅力を掘り下げる読書会など、色々な会に参加したり、時に周囲の人に呼び掛けて、カフェで「本おすすめ会」を開いたりしていました。どの読書スタイルにも魅力、効果を感じていますが、今回ABDを初めて体験して「ここがすごい!」と感じた点を3点紹介します。
【その1】本を読む際の、強力なトリガーを得られ、積読(つんどく)対策になる!
ABDでは、サマリーを見てプレゼンを聞くことで、その章の概要やポイントが頭に入ります。これが「トリガー」となり、実際の読書の際、どこがポイントなのかあたりがつくようになり、分厚い本でも短期間で読めるようになります。「あの内容をもっと知りたい」という気持ちが読書のモチベーションを高めてくれるので、積読対策にもピッタリ。
また、自分が担当した章はインプットとアウトプットが同時にできるので、記憶の定着度もアップします。みんなのサマリーを写真におさめておけば、後で「あぁ、あの章にはこんなことが書いてある」と、そのときの感動とともに振り返りやすくなることでしょう。
【その2】参加者同士で知恵や考えをシェアし合いながらお互いの思考を深められる!
本を読んでいると、「これはすごい!」と、つい話したくなるような気づきがありますよね。それをSNSなどで投稿するのももちろんよいですが、感動や学び、そのときの熱量をその場で参加者とすぐに共有できるのもABDの魅力です。「なぜそう思ったの?」「それを今の仕事で活かすには?」と質問し合えば、お互いの思考をさらに深められます。
【その3】みんなでともにつくりあげていく一体感が味わえる!
ABDの醍醐味は、本への興味という共通項をもちつつも、世代や立場を越えて参加者同士でつながりがつくれること。単に感想や気づきを述べ合うだけでなく、一緒にサマリーをつくり上げる中で、達成感や一体感が高まります。今後は読書だけでなく他の活動でも、「一緒につくる」というco-creation(コ・クリエーション)は、人生を豊かにするキーワードの1つになる気がしています。コ・クリエーション(共創)プロセスを使って地域や社会に「大転換」を起こそうとする取り組み「コクリ! プロジェクト」は、その端的な例ではないでしょうか。
読書会で知的好奇心が深まったところで、『スタートアップ・ウェイ』を読んでみることを強くおすすめします。その一助として要約も活用していただけたらこのうえなく嬉しいです。




『スタートアップ・ウェイ』のフェイスブックページでは、今後開催する読書会の情報や、読書会を開催される方のサポート情報を掲載するそうですので、ぜひご覧ください。
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