【月間ランキング】
次の時代は「最適解」より「納得解」?
2021年7月の月間ランキングBEST3

夏本番を迎え、日ごとに暑さが増してきました。先月7月にflierのサイトでもっとも読まれた要約は『35歳の教科書』。自分のキャリアについてもう一度見つめ直したくなる35歳にぴったりの本書は、新しい時代のためのキャリア戦略について考えさせてくれる1冊です。涼しいおうち読書のお供を、月間ランキングから探してみませんか?
1位『35歳の教科書』


誰もがいい大学から一流企業への就職、結婚、マイホームを目指す時代は終わりました。多様化が進む現代、人生の「正解」どころか、「モデル」を見つけることもできません。こんな時代に必要なのは、「最適解」を見つけようとすることではなく、自分で考えた「納得解」を見つけること。本書をヒントに、これからの世界を生き抜く戦略について考えてみましょう。
2位 『腸がすべて』


健康に関心が高い人たちから注目を集めている「腸活」。体の機能不全のほとんどは、「腸の流れ」の停滞に起因すると考える著者は、本書で「食品の消化スピード」に注目しながら、腸の流れを改善させる方法を解説しています。おいしいトマトソースのパスタも、腸の流れから考えるとNGメニュー。本書で、普段の生活に組み合わせのNG例が隠れていないか、チェックしてみませんか?
3位 『どうしても頑張れない人たち』


『ケーキの切れない非行少年たち』の第2弾にあたる本書は、児童精神科医である著者が、困っている人たちに適切な支援を行うためのメソッドを紹介しています。よく、「やる気のある人を応援します」という言葉を耳にしますが、本当に応援を必要としているのは、「どうしても頑張れない人」かもしれません。認知機能が弱い人たちの中には、失敗を重ねてどうしても頑張れなくなってしまっている人、本当は支援を必要としているのに自ら支援者を遠ざけようとする人がいます。「頑張れない人」について、まずは知ることから始めてみませんか。
以上、2021年7月の月間ランキングをお届けしました。来月もお楽しみに!