【週間ランキング】
やりたいことを見つけて来年に漕ぎ出すチャンス!
2020/12/07 〜 2020/12/13

新型コロナウイルスに始まり、新型コロナウイルスで幕を閉じようとしている本年。自分自身を見つめ直す機会になったこと、これまでの常識が覆ってさまざまな業界が揺らいだこと、そして自分らしく働けることの大事さに気づいたこと。大切なポイントの詰まったランキングになりました。
今年を振り返り、来年に漕ぎ出すためにも、ぜひ読んでおきたい3冊です!
第1位 『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』


今回1位に輝いたのは、『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』です! 家にいて自分と向き合う時間が増えたからか、いまの仕事について振り返るにしても、このタイトルが刺さった人は多いのかもしれません。
やりたいことは、「一生続けられること」でなければならない、「人のためになること」でなければならない、「仕事」にならない、などとつい考えてしまいがち。それは誤解だ、と著者は語ります。「好きなこと」を「得意なやり方でやる」、それが「やりたいこと」なのだというメッセージは、とてもシンプル。
なんとなくあたためたままふやけさせていた「やりたいこと」、諦めずにもう一度形にしようと思わせてくれます。
naoyuki_iさん(@358e61c5340a164)の学びメモ
唯一のやりたいことを見つけようと力が入ってしまいがちだけれど、環境や自分自身は変化し続けるものなのだからまずは本書のメソッドで一度やりたいことを仮決めして没頭してみて、あってたらOK、あっていなかったらその周辺でピボットする、というような気楽さも持って行動していきたい。
tmt2さん(@toto02231127)の学びメモ
昨今、「やりたいこと」探しの呪縛に囚われている感覚がある。
まずやってみる、やってみて楽しければ続ける、やってみてちょっと違うなと思ったらやめてみる、もうくらい軽いノリでいい。
そのぐらいの感覚でも続いてることが、最終的にやりたいことに繋がる気がする。
第2位 『捨てられる銀行4 消えた銀行員』


2位にランクインしたのは、人気シリーズ『捨てられる銀行』の最新作『消えた銀行員』です。サスペンス調のタイトルですが、地域の金融機関と、そこで働く銀行員の未来を守ろうとするたたかいを描いた、熱いノンフィクションです。
これまでの銀行のビジネスモデルでは、早晩立ちゆかなくなってしまう。その流れは、新型コロナウイルスの感染拡大によって加速化しています。持続可能な社会づくりに、銀行がどのように関わっていけるかが問われているのです。
地域金融の未来は、そこに住まう人びとの未来も左右します。だれもがともに考えていくべき課題でもあるのです。
namba.fuji252014さん(@2e26de99ff6315f8)の学びメモ
私、地銀と付き合い始めて、2年になる、財務責任者です。メガは、コロナの時には、全く頼りにはなりませんでしたし、こちらからアプローチしなければ、コミュニケーションも成り立ちませんでした。
地銀は、かなり悩んでいました。
少しずつ、この本の記述のように、変わりつつあるのですが、担当者は、従来の評価基準で人事評価されるらしく、この層が変わっていません。
信金は、ある意味能天気に貸し続けてくれます。
それぞれと如何に付き合うか? 借入金は膨らむ傾向ですので、いざという場面の為、悩むのが私の立場です。
OKYNさん(@okayan)の学びメモ
銀行の使命 = お金の流れを改善 × 徹底した管理知識の活用
預貯金や融資という身近な業務だけでは銀行として事業を継続できない事実を痛感しました。
銀行はお金の流れをよく熟知したプロフェッショナルなので、事業者にとって的確なアドバイスや改善支援をサポートすることが望まれる。
加えて、要約にもあるように、銀行というお堅いイメージを形成しているリスク管理や労務・法務対応が他の事業にとって学ぶべき知見となっている。
事業者や市民にとって、どのような存在となっていくのか、私たちも興味を持って見ていく必要があると思いました。
第3位 『心理的安全性のつくりかた』


そして第3位は『心理的安全性のつくりかた』でした。「心理的安全性」という言葉の認知度の高まりを感じます。
効果的なチーム運営のひとつの解としてグーグルが示したことで有名になりましたが、心理的安全性は「自分らしくあること」の重要性に着目した大事な概念です。健全に意見をたたかわせられる職場では、メンバー一人ひとりが「学習して成長する」ことができます。
ではどのようにそれを実現すればよいのでしょうか? 本書では、具体的な行動、言葉によって、あなた自身から変えていくためのヒントが紹介されています。
てるこさん(@terukokkoppp)の学びメモ
flier book laboで度々話題になる「心理的安全性」。そのど真ん中の本が登場。心理的安全性は、元はハーバード大学の教授が提唱したもので、さらに著者が日本ならではの問題解決法を提示しているので、実践しやすそう。
私はlaboで心理的安全性の高さを実感したからこそ、そうでない場が気にかかるようになったけど、ずっと心理的安全性が高くない場所にいる人たちがその問題に気づくことはあるのだろうか? とは言え、「地位や役職にかかわらず、自分のチームや組織に心理的安全性をもたらそうという意思を持って行動すれば、あなたは心理的安全性をもたらすリーダーだ」ということなので、私ができることを一つずつやっていこう。まずは、感謝を言語化することから始めたい。そのためには、チームをよく観察することにもなると思う。
以上、2020年12月7日~12月13日のベスト3を紹介しました。次週もお楽しみに!