【週間ランキング】
お金も時間も、自分の「財布」を見直そう
2021/2/15 〜 2/21

お金も時間も、どれだけあっても足りない気がするのはなぜなのでしょう。漠然ととらえていると、いつの間にかなくなっている。何に使ったのかはよくわからない。いつかはちゃんとしなければいけない。
そんなお金や時間の収支をきっちり見直そうという本が今週の上位にランクインしました。お金も時間も、財布の紐をきっちり締めたら、心にちょっと余裕が生まれるかもしれません。
第1位 『本当の自由を手に入れる お金の大学』


今週の1位は、読者が選ぶビジネス書グランプリ2021でビジネス実務部門の部門賞に輝いた『本当の自由を手に入れる お金の大学』です。学びメモには著者である両@リベ大学長のYouTubeチャンネルを「見ている!」という方のコメントが多数。「フライヤーにもやっと要約が」という喜びの声もあり、人気の高さがうかがえます。
親しみやすいイラストと語り口でありながら、本格的なお金にまつわる知識は本格派の王道。「早く知りたかった!」が満載の本書の要約をチェックして、お金の知識をアップデートしましょう。
アディさん(@d80860bd2f4b13ca)の学びメモ
最近までは目先の収支だけを見て短期間の自由な生活していた。給料とクレジット引き落とし額の2つしか見ていなかった。
だが人生を考え、理想の収入と理想の暮らし、在りたい姿までをイメージしてみたとき長期に必要なもの、現在使っているが実は不要なもの、適所に投資すれば運用され資産が増加していくこと、色々なところに目が行くようになり、気が付いた。
漠然とした投資ではなく、在りたい姿からの逆算的な投資がこれからは必要だと本要約を読んでさらに強く思った。
kanema87さん(@643f3d74f2d01261)の学びメモ
お金の勉強なんてほとんどしてこなかった。
1番大切なことなのに。お金が欲しくて働いているのになにも知らなかったんだと気付かされた。支出を減らして収入を増やすという当たり前のことすらあまり考えてこなかった。
その結果が今の生活なのだ。
ではこれからどうする?
自分に出来る事をやっていこうと思う。
第2位 『やめる時間術』


先週1位だった『やめる時間術』は今週も2位にランクイン。著者である尾石晴(ワーママはる)さんは、flier book laboの第3期パーソナリティを務めていらっしゃいます。
独身時代とはレベルが違う忙しさを感じるなかで、ワーママさんが編み出した時間術は「やめる」こと。お金の収支をつけるように時間の収支を見直して、自分にとって優先度の低い時間を引いていきます。そういえば、お金の使い道は気にするのに、時間の使い道は気にしていないかも、と思い当たる方も多いのではないでしょうか。「財布」の見直しといっしょに、「時間の財布」の見直しも終わらせてしまいましょう。
keidai125さん(@aeecb73b082e1309)の学びメモ
時間の財布という言葉が印象的でした。
気づいたら時間がなくなってる。
日常でよく体験するし、
お金に置き換えても、自分事では良く起こる。
自分の管理(お金も時間も)をもっとしっかり
しないといけないなと反省。
taks0224さん(@takgolrun0224)の学びメモ
時間が足りない=時間の無駄遣い。と考えて、使い方を洗い出す。
財布から垂れ流しでお金が出ていくのは、誰でも嫌う。おなじ感覚で、管理が必要。
時間こそ、お金より大事。と言われることもある。有効に自己投資しよう
第3位 『シン・ニホン』


第3位は、読者が選ぶビジネス書グランプリ2021で政治経済部門の部門賞、および総合グランプリを獲得したに輝いた『シン・ニホン』です。著者の安宅和人さんは、様々なデータを分析し、客観的な事実に基づいて、世界や日本の現状を描いています。その様子はけっして明るいものではありません。
それでも、安宅さんは日本の「残すべき未来」を自らの手で創ろうと呼びかけ、自らも行動を続けています。そんな熱量が感じられる本書の学びメモでは、小さくとも行動しようとする方の輪の広がりが見られました。自分のことで精一杯の状態から抜け出すことができたら、次は周りのために、世界のために動き出す番なのかもしれません。
前ちゃんさん(@akimae)の学びメモ
残すに値する未来を作るために今何をすべきか?自分のことだけでなく、まずは身近な身の回りへの他者貢献から輪を広げていくのがはじめの一歩だと思った(いきなり未来の日本のため…と言っても解像度が低すぎるため)。その輪が広がることで、SDGsのように「誰一人取り残さない」という発想に対して腹落ちできるようになるだろう。
しほさん(@sa1t)の学びメモ
開国後や戦後の発展の仕方を考えると、日本はフェーズ1を経験せず、フェーズ2から「追い付け、追い越せ」とやるパターンに強いのかもしれない。大学のプレゼンス低下など様々な数字で「日本やばい」感が語られて久しいが、SNSを眺めていると色々な動きが出てきているとも感じる。各業界も将来を憂い、変革に向けて動き出しているように思う。自分も仕事を通して、前向きに、建設的な取り組みの力になっていかねば、と思った。
以上、2021年2月15日~2月21日のベスト3を紹介しました。次週もお楽しみに!