【週間ランキング】
本質的な問題解決力を手に入れたいあなたへ
2021/2/22 〜 2/28

3月に入り、春の足音が近づいてきました。来たるべき春に向け、新たな知識を手に入れたい、未来を考えたい、自分の人生を変えたいという前向きな気分になっている方もいるでしょう。
今週のランキングでは、そんな今の時期にぴったりな3冊がランクインしました。
第1位 『「具体⇄抽象」トレーニング』


今週もっとも読まれた要約は『「具体⇄抽象」トレーニング』でした。本書は、具体化と抽象化を行き来する思考法を教えてくれる一冊です。
抽象化と具体化を組み合わせれば、表面的な問題だけでなく、根本的かつ本質的な問題も解決できるようになります。例題や事例が豊富に掲載されている本書を読めば、すぐに「具体⇄抽象」思考のコツがつかめるはず。
まがみんさん(@k5jp1015flier)の学びメモ
要約内の「他方で、抽象化が得意な人には、「人の話が聞けない」傾向がある。」、「抽象レベルで物事をとらえている人にとって、日常のさまざまな話はすべて「どこかで聞いた話」になってくる。(中略)だから同じ話を延々と聞かされている気分になり、とてもすべてを聞いていられなくなる。」を読んで、「あっ、コレ私のことだw」と思わず笑ってしまった。
おそらく私は抽象化が得意で具体化が苦手な人間だからかもしれないが、「他人の具体を抽象化しておわり、具体に下ろせていない」のかもしれない。
私のような具体化苦手な人は「相手の話をどう具体に下ろすか」というところを意識すると他人とのコミュニケーションが楽しくなるのかもしれませんね
第2位 『2040年の未来予測』


第2位には、『2040年の未来予測』がランクイン!『amazon 世界最先端の戦略がわかる』『黄金のアウトプット術』をはじめ、数々のベストセラーを世に送り出してきた成毛眞氏の最新作です。
テクノロジーの進化によって、世界が変わるスピードはどんどん速くなっています。加えて新型コロナウイルスの感染拡大により、変化はさらに加速。不安が募る日々ですが、本書には「テクノロジーが医療費を減らす」などといった明るい内容もあります。ただ漠然と悪い想像ばかりするのではなく、本書を読んで、「知っている人」になりませんか?
gofunakiさん(@d18b7e78d039127c)の学びメモ
要約の最後に書かれていた「最悪を想定して準備しつつ、最善を願い追求する」という趣旨の文章は、まさにそうありたいと思いました。5歳と1歳の子どもがいますが、2040年に彼らは25歳と21歳。まさにこれからという年齢です。私自身の人生を見ても、2020年代と30年代は公私共に最大の勝負の期間です。今を生きる私たちにとって極めて重要な向こう20年、どんなフィールドで、どんなルールで、何が勝敗わけるポイントか、そのポイントはどうすれば押さえられるか。本書の力も借りながら早急に戦略をアップデートします。
第3位 『あなたは、あなたなりに生きれば良い。』


第3位は、『あなたは、あなたなりに生きれば良い。』でした。
心理学者である著者の加藤諦三氏は、本書で「ふさわしい努力をせずに、幸せにはなれない」といいます。ちょっと厳しく聞こえるかもしれませんが、これは裏返せば、「ちょっと見方を変えるだけで幸せになれる」ということ。
自分だけが不幸な気がする、他人に振り回されてばかり、もっと愛されたいのにうまくいかない……そんなモヤモヤを抱えている人は、ぜひ要約を読んでみてください。霧が晴れるように、現状を打開するヒントが得られるでしょう。
しほさん(@sa1t)の学びメモ
悩み続けることで退行欲求が満たされる、悩む方が楽、とは今まで考えても見なかった指摘。確かに、解決策行動指針が示されなければ行動する必要はなく、ただ止まっていれば良い。このことに気付くと、行動に移すにはどうすれば良いか?という前向きな思考に入れそう。心に留めておこう。
musiq2sa4さん(@5e238dc0de0a1257)の学びメモ
意識の領域で「私が思っている」ことと、無意識の領域で「私が本当に感じている」ことは違う。自分はなにを無意識に拒否しているのか。まずはこのことについて理解しよう。
以上、2021年2月22日~2月28日のベスト3を紹介しました。次週もお楽しみに!