
自分になじんだスタイルを変えることには、多くのエネルギーを必要とします。そこで一歩踏み出すか、それとも元いた場所に留まるか。リスクがあると感じると、気持ちも動かなくなるのが人間です。 でも、ちょっと学び方を変えてみたら、職場運営を見なおしてみたら、時間の使い方を工夫してみたら、自分の生きる毎日が少し楽しいものになるかもしれません。最初は小さな変化でも、結果的には明るいシフトチェンジになっていくものです。 そんなシフトを教えてくれる3冊が、今週のベスト3となりました。


1位になったのは『世界一やさしい超勉強法101』でした! 会社で自学自習を推奨されている人は増えています。その傾向に添う形で世の中には「勉強本」があふれかえるようになりましたが、どの本だと自分の勉強法をシフトしていけるのでしょう。
著者の原マサヒコさんは子どものころから勉強が苦手。「学び」の必要性を実感し、猛烈に勉学に励むようになったのは社会人になってからです。だからこそ、大人のつまずきポイントがよくわかっています。その目線で選んだ、古今東西の「勉強本」100冊のエッセンスを紹介したのが本書! あなたになじむ勉強法がきっと見つかります。
また、原マサヒコさんは、業務改善のエキスパートとしても知られています。
『トヨタ流「5S」最強のルール』『トヨタで学んだ自分を変えるすごい時短術』など要約もいくつかありますので、ぜひご覧ください。
・結局は練習量が物を言う
・自分で決めた事を自分で続けよう
・結果から逆算して計画を立てよう
・定期的に復習しよう
・セミナー参加時には質問を考えておこう
・丸暗記でなく『なぜ?』と問おう
・前進の手応えを習慣にしよう
最近『社会人の学び直し』という言葉を良く見聞きする。本書のテーマにも近い。
しかし、そもそもがロクに学んでこなかった人間なので、学び"直し"ではないと常々思っている。
毎日毎日本を読んだり自分でコツコツ学ぶようになって「何でこんなこともわからないのか」と自分の無知に頭を抱える日々だ。
しかしこの、『学ぶことで自分の至らなさに気づく』のも勉強の素晴らしさだと思う。
本書で取り上げられている内容を早速活かしたい。特に復習はなかなか出来ていないと反省したため、意識的になろうと思えた。


2位にランクインしたのは、『トヨタの日常管理板 チームを1枚!で動かす』です。自分の学びのシフトと並行して、働くチームのシフトも進めることができれば、リモート環境でも最強です。
この本で紹介されている「日常管理板」は、もともとはアナログな手法に基づくトヨタ流のチーム管理ですが、デジタルでも実現可能です。リモートでは特に、過剰に細かく管理しようとする「マイクロマネジメント」にいきがち。ここで紹介されているメソッドを使って職場のすべてを可視化し、企業目標から現場運営までを一気通貫する柱を立てられれば、自律的で生産性の高いメンバーが育ちます。ストレスが下がって、「空気」もよくなること間違いなしです。
組織の目標管理手法の解説版。
書かれていることは、全てごもっともで、なんとなく判ったつもりになるが、なかなか上手くいかないのが実態。
〇一番の肝は「やらされ感の排除」。
ということに共感。「メンバーの言う事を聞く」という事が書かれてあるが、むしろ、メンバーに目標自体を考えてもらう自分事化が重要だと感じる。
〇自分たちの部署や職場の役割は何か、メンバーに強く意識させることも大切だ。
にも共感。これが、やりがいに繋がるのだと思う。
〇方針や目標に対して「誰が」「いつまでに」「何をやる」を明確にして、メンバー全員に明示、共有することも重要だ。
にも、納得。
組織力の発揮とリモート環境での個人ワークの最適化が求められるコロナ禍において、今一度、日常管理の在り方を見つめなおすいい機会だと感じた。


そして第3位は、『ワーママはるのライフシフト習慣術』でした。個人の学びも仕事もステップアップしていった先では、プライベートな人生そのもののシフトによって幸せをつかんでいきましょう。
昇進、転職、結婚、子育て、介護などさまざまなライフステージで、働き方を変えていく必要に迫られる人は少なくありません。この本で紹介されている習慣術は、多忙ななかでご自身の生き方をアレンジしていったワーママはるさんの経験に裏打ちされています。「生活」をどう設計しなおして、そこにいかに「仕事」を組み込んでいくか。試してみたら、あなたの日常にちょっと違った光が当たるようになるでしょう。
ワーママはるさんの『やめる時間術』もぜひチェックしてみてください!
子育てに限らず、職場で変に空気を読んで他人の仕事をやってしまう人がいる。
相手に求められて初めて行わないと、いずれ使い勝手の良い召使い扱いをされる。
それが常態化した時には、後悔とストレスに悩まされることになるだろう。
自分と相手の課題を分け、過剰なサポートはしない。また自分に余裕がない時は、しないことが大切だと感じた。相手を優先することと、自分を後回しにすることが同時にあってはいけない。