【週間ランキング】
よくないクセ、克服のチャンス!
2021/7/26~8/1

「いいや、明日やろう」
「わ、もう週末か。まあ来週やればいいかな」
「げっ、もう8月……」
明日やろうと思っていたものをついつい先延ばしにして、気付けば暦が変わっていた。そんな経験がある方は少なくないのではないでしょうか?
今週は物事を先延ばしにしたり、固定観念に縛られて決めつけたりといった、自分の悪いクセを見直すきっかけをくれる良書が上位にランクインしました。よくないと思いながらも長年放置し、もはや当然のように繰り返してしまっている悪習を改善するのは、忍耐を要しますし、きっと面倒です。でもまた先延ばしにするのでしょうか? 大丈夫、これらの書籍と一緒に今こそよくないクセを克服しましょう!
第1位 『「後回し」にしない技術』


1位は『「後回し」にしない技術』でした。心理学博士でカウンセラーでもある著者が、物事を後回しにしがちな人間の思考プロセスについて、心理学的に解き明かします。スティーブ・ジョブズら偉業を成し遂げた人たちと平凡な人たちとの違いは実行力の差だと言い、実行力を高める方法を「決心―実行―維持」の3段階で提案しています。
変わりたいと思っているのに長年変われずにいるのは、「あなたが崖っぷちに立っていないから」。この言葉にはっとした人はぜひ本書を手に取ってみてください。
yoshioka126さん(@b362c8c7385813de)の学びメモ
先延ばしの神様に抗えない理由は腹落ちした。確かに毎回締切間際になると驚異的な速さで頭が回転するし手も動く。締切のデッドラインだけでなく、開始のデッドラインも作るように変えてみようと思いました。
第2位 『「向いてる仕事」を見つけよう』


2位は『「向いてる仕事」を見つけよう』でした。著者は世界中で大ヒットした『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0』などを手掛け、累計1000万部以上を売り上げるベストセラー作家です。
仕事とは、どのように誰かの役に立っているかから定義されるべきだと説き、 自分がもたらす貢献について知るためには自分の強みを知ることが大切だと強調します。
本書に付属するアクセスコードで専用サイトの質問に答えていくと、自分の強みを活かして最も効果的に貢献できる領域が示されます。取り組んだうえで本書を読み進めると、より効果的な読書が楽しめそうです。
ぐっちさん(@guidechart)の学びメモ
「どうすれば今の仕事でもっと人の役に立てるか」を考えるのはとても大切ですね。仕事がうまく行かない、やりがいが無い原因を自分の外に求めると、選択肢は転職のみになる上、自分にピッタリ合う職場が見つかるまで探し続けることになりかねません。前向きに、自分指向で考えられればどんな職場にも適応でき、やりがいを自らの手で発掘できるのではないかと思います。
第3位 『それ、勝手な決めつけかもよ?』


第3位の『それ、勝手な決めつけかもよ?』はいつの間にか自分の中で当然視してきた考え方を見直そうと促します。そういうものだと決めつけたり、思い込んだりしていたことは、誰かの正解であっても、あなたの正解ではないかもしれません。
自分の名前や過去・現在・未来をただ受け入れるのではなく、あらためて主体的に解釈することを通じて、自分らしい生き方や新しい道の発見につながると説いています。
sillence.telescoping_neil(@dd22dd73ca681aee)の学びメモ
自分を取り巻くあらゆることに名前をつけるのはいいアイデアだと思った。ユーモア・アイデアを出すスキルアップにもつながるし、なにかに名前をつける・記号化したりすることは、思考の共有・思考を深める・ワーキングメモリの節約を容易にする。いつも頭の中がごちゃごちゃしている人は実践してみるとよいかも
以上、2021年7月26日~8月1日のベスト3を紹介しました。次回もお楽しみに!