【週間ランキング】
周りを信じられない自分にガッカリしてみよう
2021/8/16 〜 8/22

自分ががんばらないといけない。自分でコントロールできないといけない。
忙しくなればなるほど、追い込まれるほど、そのように考えてしまいます。分散型の環境での働き方が増えてきた現在、一人で仕事をこなそうとする感覚が強まる人も増えているのではないでしょうか。
でも、たいていのことは一人では完結しません。誰かに任せたり、いろんな人のアイディアから選んだり、日々の言動に対する評価や評判が気になったり。
その他者との関係性のなかでどう振舞うと心地よいのか。それこそ、自分の生き方をラクにするヒントにつながります。
今週のベスト3で、自分自身の内側に向きがちだった目をリセットしてみましょう。
第1位 『チームが自ずと動き出す 内村光良リーダー論』


1位になったのは『チームが自ずと動き出す 内村光良リーダー論』でした! 明治安田生命保険が毎年行なっている「理想の上司」アンケート。イチローさんなど並みいる強豪をおさえて、ウッチャンこと内村光良さんがなんと5年連続で1位を獲得しています。しかも、新入社員から50代のベテランまで、あらゆる年代、ポジションの人たちに支持されていることに驚きます。
なぜそんなにウッチャンは「理想」とされているのでしょう。著者が共演者や番組スタッフなどに取材してみると、テレビのなかだけでなく本当に良きリーダーだったのです!
メンバーを「自由に放牧」して、和やかななかでそれぞれの成長を促す。そのリーダーシップの真髄は、分散型の職場環境において力を発揮するためにも必要なものです。あなたもこの本を読んで、優れたチームを育ててみませんか?
masaさん(@ca00023bf3cc12bf)の学びメモ
そうか放牧か。自分の取り得るスタンスはそれに近いように感じた。安心感は与えられるような気はするが、適切な目標設定と最後は引き受ける覚悟を持たねばならない。そして、自分も苦手な分野に挑んで汗をかくこと。そうか、ポジションにあぐらをかかず、謙虚で新しい気持ちでいること、温かくスタッフと繋がって支え、最後は責任をとる覚悟を持っておくこと。そんなことを肩肘張らずにできるといい。まずは、自分の苦手分野に挑むことから始めよう。
えぞむらさきさん(@ezomurasaki)の学びメモ
内容的にはめちゃくちゃ良く聞いたことある内容なのだが、それをきちんとグチョクに実践しているのが本当にすごい。100人越えるスタッフの名前を全部覚えるというところ、ジーンと来た。
本書では、内村氏の放つ「安心感」が終始貫かれている。メンバーを緊張させない安心感、失敗しても最後は結果ごと背負ってくれる安心感だ。この心遣いや心構えは、組織の大小や業種のいかんを問わず、頼れるリーダーの条件と言える。
第2位 『決断力』


2位にランクインしたのは、『決断力』です。リーダーやそれに近いポジションになると、大きいものから小さなものまで日々決断を迫られます。あなたは、どちらとも甲乙つけがたい選択肢を前にしたとき、何を根拠に選びますか?
本書では、それぞれのメンバーが納得できるよう、決断に至るまでのプロセスを重視します。AとB、双方の「絶対的な利点、正しさ」をいくら突き詰めても、どちらかを選ばねばいけないその時点では、正解は出てこないかもしれません。それどころか、「正しさ」の押し付け合いになって、先に進めなくなってしまう可能性もあります。
適切な決定プロセスを踏んでいれば、あらゆる意見に耳を傾けることにもなります。そのうえでの決断は、あなた自身をワンステップ引き上げることにもつながるでしょう。
takuya yonedaさん(@ty19830712)の学びメモ
決断とはリーダーに求められる最も重要な任務だ。
リーダーは全ての責任を取る必要があり、部下の失態でも最終的にはリーダーの責任になる。
リーダーになれる人は、それを踏まえても決断が出来る。皆んなで決めようとかは責任逃れの発言にしか聞こえない。「皆んなで決めたよね?」と言いたいのか。
手続き的正義では、完璧な決断を求めずにそのプロセスに間違えがないかを見極めて決断する必要がある。
正解がある決定事項なんて、世の中には存在しない。
未来は何があるか分からない。そんな中、いつまでも迷ってしまっていたら何も進まない。だからこそ、スピードも求められる。
いかに、周りに納得して貰って進めるか、それは周りの意見もしっかり聞いてそれを聞いた上で判断をすれば良い。ただ、その中にも大枠の信念を持っている事を忘れない。それがないとうわべだけの言葉しか伝えられず、納得感を与える事は出来ない。
自分はこれからリーダーとして、正しいプロセスかをしっかりと見極めて決断していこうと思う。周りの意見も聞きながら、でも最終的に決断するのは自分。51:49で意見が割れても最終的に決めるのは自分。
そして、自分で責任を持つという覚悟を持って挑んでいこう。
第3位 『気にしない練習』


そして第3位は、『気にしない練習』でした。リーダーでなくても、仕事をしていると自分の業務はもとより、周りの人たちがどう動いているか、何を考えているか気になるものです。リモートワークでテキストベースの作業が増えると、自分一人の世界に入りがちになって、なおさらそう感じると思います。面と向かって話していたら気にならなかったことも、なんであの人あんな書き方したんだろう、とモヤモヤしたりしませんか?
本書では、「いい人」だと思われようとしないことを説きます。他人の気持ちはコントロールできないからです。そして、ネガティブなこと、心穏やかになれないことから遠ざかるための方法を伝授してくれます。そうして自分を大事にしているうちに、周りのことも余裕をもって見られるようになるのです。
アンソニーさん(@974da3c8ee09161d)の学びメモ
自分を高め、他人を安心させることは気にしたほうがいいが、気にしても自分が向上しないこと、自分をみじめにすること、自分の力ではどうしようもないことはさっさと忘れてしまったほうがいい。
以上、2021年8月16日~8月22日のベスト3を紹介しました。次回もお楽しみに!