【週間ランキング】
「考え方が残念」なんて言わせない!
2021/8/30 〜 9/5

すっかり秋の風を感じるようになってきました。9月といえば、新学期。働き始めてからも、なんとなく「夏休みの終わり」を感じてしまうという人も多いのではないでしょうか。
今週の第1位には、「新学期」に心機一転を図りたいときにぴったりの本がランクインしました。秋の訪れとともに、要約から新しい自分に出会いにいきましょう!
第1位 『脱!残念な考え方』


「考え方が残念だよね」なんて絶対に言われたくありません。今週の第1位の『脱!残念な考え方』は、ビジネスパーソンにはもはや必須の「ロジカルな思考」について教えてくれる一冊です。
本書は、ロジカルであるための要素として、「つながっている・深く考えている・広く考えている」の3つを挙げています。さらに、それぞれの要素を満たすための考え方を解説。残念な考え方とロジカルな考え方について理解を深めながら、ロジカルになるための基本を学ぶことができます。
hryk0413tmさん(@008e486e0c2f1348)の学びメモ
理系の学部で繰り返し教えられてきたことがまとめられている。理屈っぽい内容であるが、根拠を示さない主張は説得力がなく、また、ある種の刷り込みとして使われる場合があるので、話手・聞き手どちらに回っても主張の妥当性を判断するのに大事なことである。これらの考えがまとめられているので非常に納得感が高い。
第2位 『不安な時代をどう生きるか』


「なんとなく不安」な空気が日常のものとなるなか、第2位になったのは『不安な時代をどう生きるか』でした。どこからともなくやってきて、心に留まり続ける不安。それがあまりに大きくなると、もはや身動きが取れなくなってしまいます。
本書は、不安がけっしてなくなることはないと認めたうえで、不安の本質と向き合い、うまく付き合う方法を提案しています。人間関係の悩みやお金の不安、見通しの立たない未来への焦り。不安は尽きないものですが、本書をガイドに、自分の人生をどう生きたいかを考えてみてはいかがでしょうか。
takuya yonedaさん(@ty19830712)の学びメモ
不安と上手く共存しながら、勇気を持って今と向き合っていく。
常に仲間に感謝の気持ちを持って大切にしていく。そして辛い時は素直に仲間に助けて貰い、そして仲間が辛い時は全力で助ける。そうやって共に成長しながら今を乗り越えていく。
お金も大切だが、稼ぐ事ばかりに気を取られ過ぎて心の豊かさの大切さを忘れずに、自分がやりたい事を自由に出来る人生を目指していく。
当たり前の事ではあるが、大切な事を学ばせて貰った気がします。
実践していきます。
第3位 『グラフィックファシリテーションの教科書』


3位は『グラフィックファシリテーションの教科書』は、その名の通り話し合いの場で使える「グラフィックファシリテーション」のやり方を紹介します。これは、言葉では伝えられない思いや雰囲気を、絵や線などのグラフィックを使って表現することで、話し合いをより豊かにするための手法です。
議論の場では、結論を急ぐあまり、話し尽くす前に収束させようとしてしまうことがあります。グラフィックファシリテーションはその傾向に待ったをかけて、結論を出すことに固執しない「対話」を促します。絵が下手でも大丈夫! 対話のワクワク感を引き出す新しいファシリテーションの技法を試してみませんか?
著者、山田夏子さんへのインタビュー「なぜ「絵」を描くとヒラメキ溢れる会議になるのか?」もあわせてお楽しみください。
まがみんさん(@k5jp1015flier)の学びメモ
要約なのでグラフィックファシリテーションの具体的な方法(絵の書き方など)には触れられていませんでしたが、逆にグラフィックか否かに関わらずファシリテーションとして大切な点が書かれているのがとても良かったです。
個人的には「場の目的」を具体的に握っている状態2つと握りにくい時の3つの問いがとても参考になりました。
特に後者の3つの問いは自分が参加者側でもいまいち主体的になれないときに常に問い続けようと思います
以上、2021年8月30日~9月5日のベスト3を紹介しました。次回もお楽しみに!