【週間ランキング】
日々を楽しく最適化、仕事は戦略的に
2021/9/20 〜 9/26

日常生活や仕事で感じるストレス、不満。誰しも多かれ少なかれ抱えながら生きているのではないでしょうか。「そうした悩みとはできるだけ距離を置きたい。でもうまくできない」と悶々としているなら、今回上位にランクインした書籍がおすすめです。
あなたのストレス解消法は、間違っているおそれがあります。組織内で壁にぶつかっているなら、単にルールを知らないだけかもしれません。
ちょっとしたコツで生きやすくなるヒントがぎゅっと詰まった3冊をご紹介します!
第1位 『今日がもっと楽しくなる行動最適化大全』


第1位は『今日がもっと楽しくなる行動最適化大全』でした。ベストセラーを連発する精神科医、樺沢紫苑さんの新刊です。
ストレスや悩みといった問題を、精神面ではなく、行動を変えることで解決しようと促す本書。脳科学などに基づいて「すべての行動は最も効果が出る時間帯が決まっている」と説き、行動の最適化を提唱しています。
モチベーションの低下やふさぎ込む気分を「気の持ちようだ」と強引に高揚させようとしていませんか? 朝の爽快な目覚め、夜のリラックスタイムなど、行動を変えていくことでパフォーマンスは大きく上向くはずです。
樺沢さんの著書『精神科医が見つけた3つの幸福』『ブレイン メンタル 強化大全』などの要約もぜひお読みください!
ツッチーさん(@1cc06e5143870c74)の学びメモ
"「行動」が先で「感情」は後からついてくる"
これはめちゃくちゃ共感できる。自分的には「シャワーを浴びる」ことで行動に移せる。行動前のルーティンを作ることが有効だと思う。
ぺけぽんさん(@pekepon)の学びメモ
健康であることが1番の資本だなあと改めて感じた。
*覚えておきたい内容
昼休みは、外食ランチをして過ごすのがおすすめだ。同じ場所にずっといると、脳は疲れてしまう。場所を変えて、海馬の「場所細胞」を活性化させよう。
第2位 『ビジネス・ゲーム』


第2位は1977年に米国で刊行された『ビジネス・ゲーム』です。
タイトル「ビジネス・ゲーム」に込められた「組織の中で仕事をする際、集団でいかに動くかが大切である」という主張。多くの女性が有能でありながら、こうしたルールを知らないまま「ゲーム」に参加し、「勝ち残っていけない」実情を切々と説いていきます。
家庭と仕事の両立が「女性の問題」に限定されていることにもっと疑問と怒りを持つべき――。40年以上前にそう問い掛けたビジネスコンサルタントの著者は、今の米国を見て何を思うでしょう。日本は、どうでしょうか?
働き方に関連したこちらの要約、『ホワイト企業』もおすすめです!
ジョーさん(@sho0712)の学びメモ
ルールを知らないゲームは楽しくない。
女性に限らずの話として受け止めた。組織には組織ごとにルールがある。ゲームのルールを知らぬままゲームを始める人はいないように、ある程度居心地良く仕事をするならルールを知ることは必要。
ただし、ルールに縛られて楽しくなくなったり、ルールばかりに目が行って本業に力が入らないことは避けたい。ルールを知って合わないと思ったら組織を変える、仕事を変えるということができる時代。ある意味人生をゲームと捉えるくらいの心の余裕を持ちたい。
第3位 『スタンフォードの権力のレッスン』


第3位は権力に関する研究の第一人者による『スタンフォードの権力のレッスン』がランクインしました。権力という目に見えないもの、その正しい行使のし方、取扱説明書のような1冊です。
権力の行使と書くと、とかく「振りかざす」イメージを抱きがちですが、本書は権力は控えることこそ大切だと強調します。すなわち、権力を振りかざす「パワーアップ」に対し、権力を慎み深く自制する「パワーダウン」は近づきやすさを示す方法となります。
権力を、政治家や経営者などが持つ特権的なものと捉えるのは誤りです。現代社会に生きる私たちはみな「役割」があり、相応の「パワー」を持つ――。そう優しく教えてくれる、読後に力が沸き上がるような一冊です。
「権力ではなく権威を求めよ」と訴える『サーバント・リーダー』もぜひ併せてお読みください!
てるくんさん(@terukun32)の学びメモ
権力は他人への投資に使うのか良さそうですね。パワーアップとパワーダウンで他人への投資を最適化する。これでチームマネジメントがうまくいく気がする。
以上、2021年9月13日~9月19日のベスト3を紹介しました。次回もお楽しみに!