【週間ランキング】
「これだけ」やれば困らない! 30代のポイントとは?
2022/1/10 〜 1/16

今週の第1位は『できる30代は、「これ」しかやらない』でした。「30代で「これだけ」やれば困らない5つのポイント」などが示され、ユーザーの関心、向学心の高さがうかがえました。
そのほか、第2位『史上最高にわかりやすい説明術』や第3位『電通現役戦略プランナーのヒットをつくる「調べ方」の教科書』といった、実践的な仕事のスキルを紹介する書が上位にランクイン。
第5位から第1位まで順番に、要約者レビューを交えてご紹介していきます。
第5位『14歳からの個人主義』


要約者(千葉佳奈美)レビューの抜粋
本書はタイトルにもあるように、14歳くらいの、思春期を迎え、人間関係が複雑化してきた世代がターゲットだ。そのため、平易な言葉で書かれており、例も豊富でわかりやすい。しかし、もちろん大人が読んでも多くの気づきが得られる内容となっている。日々ものすごいスピードで移り変わる現代社会は、誰もが「初めて」の状況に身を置かざるを得ない。もしかしたら現代は誰もが「14歳」の悩みを抱えているのかもしれない。
本書は「自分」ときちんと向き合うためのヒントを、夏目漱石やフロム、荘子、モンテーニュなどの言葉から読み解いていく。変化の激しい毎日だからこそ、変わらぬ「自分」を持つことの大切さを考えさせられる一冊だ。
第4位『東大超速集中力』


要約者(三浦健一郎)レビューの抜粋
シリーズ累計40万部を突破した『東大読書』『東大作文』『東大思考』の著者、現役東大生の西岡壱誠氏が、「集中力」について書いたのが本書である。
(中略)
東大生のような高い集中力は、本当は誰でも発揮できるということである。あなたも本書を読めば、副題にあるように「やりたくないことも最速で終わらせる」集中力を身につけられるはずだ。
第3位『電通現役戦略プランナーのヒットをつくる「調べ方」の教科書』


要約者(Keisuke Yasuda)レビューの抜粋
電通のマーケティング部門で10年以上にわたり、ヒットをつくる「調べ方」のノウハウを積み重ねた著者が、毎年同部門の新人教育プログラムにも使われている内容を詰め込んだのが、500ページ超の本書である。
(中略)
「世の中に必要とされる、売れる商品、サービスをつくりたい」。ヒットをつくる喜びを味わいたい人や「とりあえずググる」が習慣になっている人は、とりあえず本書を手にしてほしい。
第2位『史上最高にわかりやすい説明術』


要約者(金井美穂)レビューの抜粋
ビジネス数学教育家である著者は「論理的な説明」をするプロである。プロのビジネス研修講師として参加者から厳しいフィードバックを受ける環境において、圧倒的に「わかりやすい説明」と高評価を得ている。そんな著者が実にわかりやすく説明術を展開している。
(中略)
うまく伝わらずもどかしさを感じた経験があるならば、本書で説明術をマスターしてはどうだろうか。説明上手になるには訓練が必要だが、基本の型をもとに練習すれば必ずやうまく説明できるようになるはずだ。
第1位『できる30代は、「これ」しかやらない 』


要約者(木下隆志)レビューの抜粋
著者は外資系コンサルティング会社の部長職を経て、人事戦略コンサルタントとして独立し、活躍している人物だ。そんな著者が30代で身につけておくべきスキルやキャリアの考え方を紹介してくれる。
30代ですべきことのポイントは次のような点だ。「向いた環境で評価される」「やったことがないことでも成果を出す」「得意な人を増やす」「組織を活用する」「声がかかる・相談される人脈を作る」。その具体的な活用シーンがありありとイメージできるのが本書の面白さでもある。人生の分岐点といえる30代で、本書を武器にさらなる成長のヒントを得ていただきたい。
いかがでしたか? なお、今週のベスト10は以下の通りです。
第1位~第10位
第1位『できる30代は、「これ」しかやらない』
第2位『史上最高にわかりやすい説明術』
第3位『電通現役戦略プランナーのヒットをつくる「調べ方」の教科書』
第4位『東大超速集中力』
第5位『14歳からの個人主義』
第6位『問いかけの作法』
第7位『うまくいっている人の考え方 完全版』
第8位『会議の強化書』
第9位『お金のむこうに人がいる』
第10位『整える習慣』
以上、2022年1月10日~1月16日のランキングベスト10を紹介しました。
先週のランキング記事はこちらです。次回もお楽しみに!