【週間ランキング】
これで人生急成長!
2022/1/17 〜 1/23

今週の第1位は『なぜかうまくいく人の気遣い 100の習慣』でした。気遣いは「あえてするもの」であり、自分の精神を削るもの、と思っていませんか? いえいえ、自分のためにするものなのです。うまくいく人は、それを知っているからこそ自然な気遣いができるということが、この本からわかります!
4位の『もしあと1年で人生が終わるとしたら?』も、自分のためにどう時間を使うか考えるきっかけを与えてくれます。
その他、2位『爆伸びマネジメント』や3位『Invent & Wander』、5位『サクッとわかる ビジネス教養 マネジメント』と企業運営に直結するような本が注目されています。
要約から、人生の急発進を狙ってみませんか?
第5位から第1位まで順番に、要約者レビューを交えてご紹介していきます。
第5位『サクッとわかる ビジネス教養 マネジメント』


要約者(中崎倫子)レビューの抜粋
急な仕事が舞い込み、本来やるべき仕事が進まない。リモートワークのもと目の届かないところにいるメンバーのパフォーマンスを上げるにはどうしたらいいのか? こうした課題を解決したいときに必要になるのが、マネジメントのスキルである。マネジメントの要点をフルカラーの図解やイラストとともに楽しく学べるのが本書だ。
マネジメントというと、経営層や管理職の仕事をイメージするかもしれない。だが、マネジメントは本来、思い通りにいかないなか、物事を「いい感じ」にして成果を最大化するためのスキルである。その意味で、役割にかかわらずあらゆるビジネスパーソンに欠かせないものといえる。要約者は、本書を読んでマネジメントの概念が一気に広がり、身近なものとなった。監修は『現場力を鍛える』などのロングセラーで知られる経営コンサルタントの遠藤功氏で、その解説の説得力は絶大なものがある。
第4位『もしあと1年で人生が終わるとしたら?』


要約者(香川大輔)レビューの抜粋
本書の著者は、ベストセラー『今日が人生最後の日だと思って生きなさい』の著者としても知られる、ホスピス医の小澤竹俊氏だ。小澤氏は、死に直面している患者が苦しみを乗り越え、心の穏やかさを取り戻す姿を数多く見てきた。そうした人たちのエピソードが、本書では多く紹介されている。
変化の激しい世の中において、時間に追われるばかりの生活をしていては、本当に大切なものを犠牲にし、取り返しのつかない事態を招くことになるかもしれない。だから忙しくても、少し手を止めて本書を読んでみてほしい。そしてこれまでの人生と、これからの人生に思いを馳せてみてほしい。
第3位『Invent & Wander』


要約者(しいたに)レビューの抜粋
本書の前半は、このように1997年から2019年までの株主への手紙である。そして後半が、「人生と仕事」と題してインタビューや講演の原稿を集めたものだ。ここでは自身の出生から未来への展望まで、どことなく謎めいているベゾスの人物像に触れられ、実に興味深い。プリンストン大学の卒業生に宛てた「賢いよりも優しいほうが難しい」というメッセージには感慨深いものがある。
何よりも圧倒されるのは、宇宙を目指す目的について語る章だ。そこには、未来の人類に向けて、宇宙を開拓するためのインフラを用意するという壮大な使命感があったのだ。アマゾンのビジネスモデルについてはすでに多くが語られている。しかし、それを生み出した思考の本質とはどのようなものだろうか。初めて見聞する内容が満載だ。
第2位『爆伸びマネジメント』


要約者(木下隆志)レビューの抜粋
リクルートの住宅領域子会社(現スーモ)において、6年間で売上30倍、拠点数12倍、従業員数5倍という、まさに「爆伸び」の成果を上げてきた著者。その急成長を支えたマネジメント手法の解説書が登場した。
(中略)
著者が20年にわたり、観察・体現してきたマネジメントの秘訣を体系化したのが、本書で紹介するG―POPマネジメントである。このマネジメント手法を実践することで、自律自転する人や組織をつくることができる。
本書で学べることは自律自転する人や組織をつくるマネジメント手法の知識だけではない。著者のリクルートでの経験も合わせて解説されていることで、現場でどのように実践していけばよいのか、イメージも掴みやすい。
第1位『なぜかうまくいく人の気遣い 100の習慣』


要約者(中山寒稀)レビューの抜粋
「人に気遣いをしよう」と言われると、「何だか疲れそうだな」とか、「損をしそうだ」なんて思っていないだろうか? 本書を読むと、そんな思い込みが一変するはずだ。
(中略)
「なぜあの人ばかり、うまくいくのか?」と感じる人との差は、もしかしたら普段の行動に隠れた気遣いなのかもしれない。かといって、自然な気遣いというのもなかなか難しいものだ。下心を持って接すれば、むしろ相手から嫌がられてしまうだろう。喜んでもらえる気遣いとは、どんなものなのか。
本書で提案する「気遣い100の習慣」は、相手に積極的に働きかけるのではなく、自分の在り方を変えるというスタンスだ。言葉遣い、身だしなみ、相手の様子を察するなど、ちょっとしたポイントに気をつける。自分から働きかけることが苦手だという人でも、実行しやすいだろう。
いかがでしたか? なお、今週のベスト10は以下の通りです。
第1位~第10位
第1位『なぜかうまくいく人の気遣い 100の習慣』
第2位『爆伸びマネジメント』
第3位『Invent & Wander』
第4位『もしあと1年で人生が終わるとしたら?』
第6位『Z世代マーケティング』
第7位『史上最高にわかりやすい説明術』
第8位『認知症世界の歩き方』
第9位『できる30代は、「これ」しかやらない』
第10位『東大超速集中力』
以上、2022年1月17日~1月23日のランキングベスト10を紹介しました。
先週のランキング記事はこちらです。次回もお楽しみに!