今週の第1位は?
2022/2/7 〜 2/13

今週の第1位は『大人の雑談力』でした。リモートワークでも活かせる、トークを盛り上げるちょっとしたコツが満載です。
第2位と第3位にはそれぞれ『世界最高のコーチ』、『世界のマーケターは、いま何を考えているのか?』がランクインし、「世界」に目を向けた作品が目立ちました。
第5位から第1位まで順番に、要約者レビューを交えてご紹介していきます。
第5位『なぜかうまくいく人の「秘密の習慣」(ハンディ版)』


要約者(泉未来)レビューの抜粋
著者は本書で「朝」の時間を有意義に過ごすことをすすめている。毎朝3分でできる「朝日記」を、著者が提唱する9マスのマトリックス形式で書き続けることで、人生のデータベースとするのだ。日記といっても、ただ書き続けるだけではない。過去の日記を見返すことで、自分の思考のクセや失敗の傾向などをつかむことができ、人生を成功に導けるのだという。この「ナイン・マトリックス」は、大谷翔平選手も愛用しているそうだ。
第4位『幸せのメカニズム』


要約者(菅谷真帆子)レビューの抜粋
「幸福」の研究は日本以外の国でも行われているが、国や言語によって「幸せ」の定義は異なるため、日本語の「幸福」の概念を前提にしてそれらの研究を捉えると解釈が異なったり実践が難しい場合もある。本書ではそのような言語による「幸福」の定義の差異も丁寧に説明してくれる。
「幸福」とは何なのか。人は幸福を目指すべきなのか。どうすれば幸福になれるのか。何かが足りないと日々感じている読者にとって、有益な一冊となるだろう。
第3位『世界のマーケターは、いま何を考えているのか?』


要約者(しいたに)レビューの抜粋
Z世代の特性に寄り添いながら、企業はどのように顧客との関係性を築いていけばよいのだろうか。こうした課題に対し、世界のマーケティングの「いま」と「未来」を提示してくれるのが本書だ。
(中略)
読み進めるにつれ、世界的な消費者インサイトをどう読み解くのか、それをもとにマーケターは何をすべきなのかが見えてくる一冊だ。マーケティングの新たな可能性にふれたい方にぜひ手に取っていただきたい。
第2位『世界最高のコーチ』


要約者(Keisuke Yasuda)レビューの抜粋
仕事で上司から「あなたは何が欲しいのか?」と直接的にきかれたことはあるだろうか。そのストレートな問いかけに対して「私は◯◯が欲しい」と素直に答えられたら、余計な誤解や言葉にできないストレスは随分と減るかもしれない。
著者はGoogle で人材開発に携わり、世界トップレベルのハイパフォーマーたちをもコーチングしてきた。2000年の来日以来、多くの日本人と日系企業に関わってきたこともあり、日本の組織文化に馴染むアドバイスをしてくれる。本書を読んでいるだけで、著者から「人に優しく、結果に厳しい」コーチングを受けているような気分になる。
第1位『大人の雑談力』


要約者(藤平泰徳)レビューの抜粋
本書は「社会人の伝わる話し方」の専門家が監修した、雑談のテクニックが凝縮されている本である。「初対面で話のとっかかりをつくりたい」「上手に返事がしたい」など、雑談のよくあるシーンごとに、今日からすぐに試せそうなテクニックがまとめられている。
本書によれば、「会話がひと言ふた言で終わってしまう……」「話すネタが見つからない……」「話すことに躊躇してしまう……」という悩みの声は少なくない。監修者が全国40都道府県で年間2000回、話し方のセミナーや研修を行っているということからも、雑談をはじめとしたコミュニケーションの悩みを抱えている人の多さがうかがえる。
いかがでしたか? なお、今週のベスト10は以下の通りです。
第1位~第10位
第1位『大人の雑談力』
第2位『世界最高のコーチ』
第4位『幸せのメカニズム』
第6位『誰でも簡単にぐっすり眠れるようになる方法』
第7位『一瞬で心をつかみ意見を通す対話力』
第8位『はじめての言語ゲーム』
第9位『5000日後の世界』
第10位『バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則』
以上、2022年2月7日~2月13日のランキングベスト10を紹介しました。
先週のランキング記事はこちらです。次回もお楽しみに!