【上半期ランキング】
すぐに動ける習慣を身につけるために!
2021年上半期、flierで最も読まれたのは??

2021年上半期、flier(フライヤー)で最も読まれたのは『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣 』でした!
今年の上半期ランキングでは、ロングセラーが上位を占める結果となりました。トップ3は2017~18年刊行の書籍で、トレンドをキャッチできる新刊に限らず、既刊のロングセラーも多くの読者に届いていることがわかります。flierでは引き続き、既刊本の新たな読者層の開拓にも力を入れていきます。
ベスト10のラインナップを見てみると、そこに求められているのは「習慣のアップデート」ではないかと思います。コロナ禍において、仕事でもプライベートでもニューノーマルが「常態」化してきて、それに対応するためにこれまでの自分とは違うスタイルを確立したいと考えている方が増えているのかもしれません。
第1位『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣 』は、ダメな自分を責める前に「やれる人」は一体どのようなルールで動いているのかを知るところからスタートできる本です。できない自分を、できる人の習慣で上書きアップデートしてしまいましょう。何事も最初の一歩を踏み出すのには力がいりますが、自然と動けるようになるうえに、モチベーションを高めていける方法を伝授してくれます。
第2位の『人生を変えるモーニングメソッド』は、毎日やってくる朝の過ごし方をアップデートするのにぴったり。朝のちょっとした時間の過ごし方を工夫するだけで、人生自体を好転させていこうというものです。長く付き合ってきた自分の癖を変えるのはなかなか大変ですが、本書では新しい習慣の身に付け方まで指南してくれています。その「かゆいところに手が届く」点が、より共感をよんでいるのかもしれません。
第3位『学びを結果に変える アウトプット大全』は、2019年にはフライヤー年間ランキング1位、2020年も5位にランクインしているベストセラーです。アウトプットによる自己成長を促す本書は、情報過多の現代でいかにアウトプット力をつけることが大切か教えてくれます。成長へのキーとなる「言葉の習慣」をアップデートし、情報に負けない自分をつくっていきましょう。
そのほかにも、2021年のビジネス書グランプリで総合2位、ビジネス実務部門の部門賞を獲得した『本当の自由を手に入れる お金の大学』など、話題書も多数入っています。
気になる書籍がございましたら、まずは要約からチェックいただけますと幸いです。
2020年の年間ランキングはこちらから。
※ランキングはflier有料会員の閲覧にもとづいて作成されています。
第1位『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』


「やろうと思っていたのに、面倒になってしまった」「わかっているのにできない」「すぐやれる人が羨ましい」――そんなあなたは、ぜひ本書を読んでみてください。「やれない」のはあなたの性質のせいではないこと、ルーティン(習慣)次第で人生が変えられることがわかるはずです。
あなたがもし「やれない人」なら、まずは要約を読むことから始めてみましょう。たったそれだけのアクションで、「すぐやる人」へのスタートダッシュが完了します!
第2位『人生を変えるモーニングメソッド』


早起きや朝活の有用性を頭では理解していても、実際に行動に移すのは難しいもの。もし朝の過ごし方に課題意識があるなら、本書がおすすめです。
本書で提案される「モーニングメソッド」とは、瞑想やアファメーションなどといった6つの習慣を毎朝行う、ハル・エルロッド氏が提唱したメソッドのこと。これらは誰でもすぐにできるものながら、著者の人生を大きく変えたのだそう。
本書には、早起きを習慣化するコツについても詳しく解説されています。きっと明日から早起きしたくなること間違いなし!
第3位『学びを結果に変える アウトプット大全』


2019年・2020年の年間ランキングに入った『学びを結果に変える アウトプット大全』が、今回もランクイン!
本書は、たくさんインプットしているのに結果につながらない人におすすめしたい一冊です。本書によると、インプットとアウトプットの黄金比は3:7。思うように成長しない原因は、アウトプットの少なさにありそうです。ぜひ、本書の後に出版された『学び効率が最大化する インプット大全』とあわせてチェックしてみてください!
第4位『5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本』


仕事をしていると、自分の考えを言葉にして伝えなければならない場面がたくさんあるものです。自分の考えを伝えるのが苦手で、「言葉」に対するコンプレックスを感じてしまう、そんな方には本書がおすすめです。30年以上もの間、学生たちの「言葉にできないコンプレックス」に向き合ってきた著者は、本書を通じて5日間で実行できる言葉のトレーニングを提案してみます。
ちょっとやってみようかな、と実践してみると、最初は想像しなかったほどの言葉の力が、自分の中から生まれるのを感じられるかもしれません。
第5位『科学がつきとめた「運のいい人」』


2013年に刊行され、2019年に文庫化された本書は、著者の知名度を超えていまなお売れ続けている人気の一冊です。
「運のいい人」、そう漠然と言われるとスピリチュアルな感じがしてしまいますが、この本はどうすれば運がよくなれるのか科学的に教えてくれます。たとえば、運のいい人は宝くじを買う前から、3億円を何に使いたいか考えているそうです。行動や思考によって運を引き寄せているんですね。
幸運な人生を送れるかどうかは、自分の考え方次第! だれでも運がよくなれる方法を、いまをときめく脳科学者が伝授します。
第6位『本当の自由を手に入れる お金の大学』


そろそろお金についてちゃんと考え出したい、と思っていても、目の前の忙しさに気を取られて、ついつい後回しにしてしまいがち。そんな人にぴったりな本書は、圧倒的なわかりやすさで超王道な「お金にまつわる5つの力」を教えてくれます。
「もっと早く知りたかった!」「これならできそう!」が満載の本書は、お金の勉強を始めたい人にぴったりの一冊です。
第7位『やめる時間術』


本書の著者は、2人の子育てをワンオペで行う超多忙なワーキングマザー。試行錯誤の末、使っている時間を「分解」して「やめる時間術」を実践してみることで、時間の使い方が改善できたのだといいます。
お金を増やしたいなら収支を見直し、ダイエットなら食べたものを記録するでしょう。それと同じように、「使った時間の現状把握」こそ、豊かな「自分時間」を生み出す第一なのです。手持ちの時間をもっと濃密なものにして、豊かな人生を送りたい方に、本書をおすすめします。
第8位『「具体⇄抽象」トレーニング』


「抽象病」(口だけでアクションにつながらない)と「具体病」(言われたことを思考停止でアクションするだけ)が蔓延する現代社会の処方箋となる一冊です。「具体⇄抽象」とは文字通り、具体化と抽象化を行き来する思考法を指します。この思考法は汎用性が高く、特に「問題解決」と「コミュニケーション」の分野で活躍してくれるでしょう。
「具体⇄抽象」の思考回路が身につけば、「自分の頭で考える力」が飛躍的にアップします。仕事の生産性がグッと上がること間違いなしです。
第9位『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』


「やりたいことを仕事にできたら」と憧れていても、何から始めればいいのかわからないという方も多いかもしれません。本書は、多くの人の「やりたいこと探し」をサポートしてきた著者による、やりたいこと探しの教科書です。まず、「自己理解メソッド」を使いながら、自分の「好きなこと」と「得意なこと」をかけあわせ、「やりたいこと」を見つけます。
そして、そこに自分の大切にしている価値観である「大事なこと」を加えれば、「本当にやりたいこと」になるのです。一番楽しいのは、やりたいこと探しを終えた後の人生。そう語る著者の「世界一やさしい」メソッドを体験してみてください。
第10位『「空腹」こそ最強のクスリ』


食事をした後に疲れを感じたり、眠くなったりする人は本書をチェックしてみてください。無理なくできる、効果抜群の「空腹」食事術が紹介されています。
本書を一読すると、普段から当たり前のように習慣化している1日3食が、じつは食べ過ぎだということに驚かされるでしょう。本来、食事は空腹を満たし、生命活動を維持するためにするものです。ですがわざわざ空腹の時間を作らなければならないほど、現代社会は食べ物で溢れています。「質素倹約」の重要性に、あらためて気づかされる一冊です。